ハイブリッドテクノロジーズ、サークレイス、グロースリンク、ベトナム合弁会社設立に関する基本合意書を締結

営業デジタルトランスフォーメーション（DX）市場においては、世界的なDX需要の高まりや省人化・高付加価値化の流れを受け、顧客管理（CRM）ツールの需要が高まっているという。同市場のリーディングプラットフォームであるSalesforce製品群は、段階的にアプリケーションを追加していくことができる点や、他社製品との連携が容易であることなどが評価され、グローバル市場規模で多数の導入実績と大きなシェア率を有している。Salesforce製品群は、今後ますますグローバル市場規模での導入が見込まれることから、それに伴い同サービスを取り扱うことができるエンジニア需要の増加が見込まれるとのことだ。

このような市場環境下でサークレイス社は、Salesforce製品群に関して豊富な支援実績を持つ専門チームを抱え、構想策定から要件定義、構築、さらに保守・運用、定着化支援に至るまで一気通貫で支援する体制を整えている。その中で同社は、豊富な支援実績を強みとしてグローバル市場への事業拡大を見据えると同時に、顧客に対するサービス品質の維持・向上を両立させるためのIT人材確保に対して課題を抱えていたという。同様に、グロースリンク社においては、大手メーカーおよび上場IT企業との強固なパートナーシップにより、多くのシステム開発案件の依頼を受けている中、独自の協業プラットフォームを活用し対応してきたが、協業企業も人材が不足しているため、受注できない状況が続いていたという。ハイブリッドテクノロジーズ社においては、Salesforce市場の拡大を見据え、2022年12月にSalesforceコンサルティングパートナーの認定を取得し、ベトナムのIT人材リソースを活かしたSalesforceエンジニアの供給体制の構築を強化してきた。ハイブリッドテクノロジーズ社とサークレイス社及びグロースリンク社が協力することにより、Salesforce製品群に関する豊富な知見と潤沢な専門人材の供給というシナジーが生まれ、グローバル展開も含めた強固なサービス提供体制の構築が期待されるという。加えてこの体制により、100名以上のSalesforceエンジニアを擁する体制の構築を目指すことが可能となるという。これらの条件を踏まえて今後、3社において大きな事業成長が見込まれると判断し、今回の合弁会社設立の基本合意に至ったとのことだ。

合弁会社の設立後、サークレイス社は、Salesforce製品群に関する豊富な支援実績に基づき、構想策定から要件定義、構築、さらに保守・運用、定着化支援に至るまで一気通貫の支援体制を構築する。グロースリンク社は、大手メーカーおよび上場IT企業を中心とした開発案件の獲得を支援し、合弁会社の事業成長をサポートする。ハイブリッドテクノロジーズ社は、経験豊富なSalesforceエンジニアの提供をはじめ、ベトナム国内のトップ大学との産学連携による新卒採用ならびに育成の支援を行い、エンジニア不足の課題を解決する。

名称：Circlace HT Co., Ltd.
所在地：ベトナム社会主義共和国、ホーチミン市
代表者の役職・氏名：General Director　佐藤 潤
事業内容：ベトナムにおけるシステム開発・運用
資本金：400,000USD
設立年月日：2023年6月1日（予定）
決算期：3月31日
純資産：400,000USD
総資産：400,000USD
出資比率：
サークレイス株式会社　　　　　　　　  75.00％
株式会社ハイブリッドテクノロジーズ　　12.50％
株式会社グロースリンク　　　　　　　　12.50％