三菱UFJ銀行と三菱UFJキャピタル、総額500億円分のベンチャーキャピタルファンドを設立

三菱UFJキャピタル株式会社は、株式会社三菱UFJ銀行と、総額300億円の基幹ファンド「三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合(以下、MUC-9)」と総額200億円のライフサイエンス分野に特化したファンド「三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合(以下、LS-4)」を設立したと発表した。

三菱UFJ銀行と三菱UFJキャピタルは、これまで基幹ファンドを通じて、成長が期待できる幅広い業種の法人の顧客に資金を供給するとともに、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの総合力を活かし、顧客の成長支援に取り組んできた。また、ライフサイエンス分野においても、創薬や再生医療などを担うベンチャー企業に対し、事業の立ち上げや拡大に資する支援実績を積み上げてきた。

今回のMUC-9、LS-4の設立により、三菱UFJキャピタルが運用するファンドの総額は1,428億円となる。スタートアップ育成5か年計画が2022年11月に発表されるなど政府によるスタートアップ支援の強化も進む中、三菱UFJ銀行と三菱UFJキャピタルは、産業育成・イノベーション支援に引続き貢献するとのことだ。

■MUC-9の概要

名称:三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合
出資金総額:300億円
ファンド出資者:三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル
運営会社:三菱UFJキャピタル
ファンド期間:10年
投資対象:全般(除くライフサイエンス分野)

■LS-4の概要

名称:三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合
出資金総額:200億円
ファンド出資者:三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル
運営会社:三菱UFJキャピタル
ファンド期間:12年
投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野

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