AI健康可視化ツール「健康資産」がリリース

株式会社MILIZEは、花王株式会社の「仮想人体生成モデル(VITA NAVI)」を活用した、AI健康可視化ツール「健康資産」を開発したと発表した。

◾︎背景

厚生労働省の令和2(2020)年度 国民医療費の概況によると、令和2年度の国民医療費は42兆9,665億円で、そのうち、65歳以上が26兆4,315億円となっており、国民全体の61.5%を占めているという。また、人口一人当たりの国民医療費をみると、65歳以上は73万3,700円となっており、65歳未満の18万3,500円を大きく上回るとのことだ。MILIZEは、「健康であることは資産である」と考え、いつまでも健康でい続けられるような意識づけを行なうため、その時点での健康資産額を推計して可視化し、健康につながる行動変容を促すためのAI健康可視化ツール「健康資産」を開発したとのことだ。

◾︎サービスの概要

・健康ランクと健康資産額の推計(今回リリース機能)
健康診断データや、毎日の健康につながる行動・身体の情報(歩数、体重、睡眠時間、運動量、健康食品の摂取、ライフスタイルの変更など)を入力すると、それらを換算して健康資産ランクを表示し、さらに健康資産額を推計する。健康資産額とは、「平均的な余生の医療費」から「ユーザーの予想医療費」を差し引いた金額だ。本モデルでは、花王の「仮想人体生成モデル(VITA NAVI)」を用いて、さまざまな行動や習慣、身体の状態の中から病気に関連する可能性の高い項目を推定して、ユーザーの予想医療費を計算している。
出典元:プレスリリース

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