FairyDevices、シリーズBラウンドの2ndクローズとして総額約21億円の資金調達を実施

FairyDevices株式会社は、シリーズBラウンドの2ndクローズとしてダイキン工業株式会社、ヤンマーベンチャーズ株式会社、NTTテクノクロス株式会社などから総額約21億円の資金調達を実施したと発表した。

調達した資金は、産業現場のデジタル化を推進することで、人類の様々な技能が流通する世界を創ることを目指し、プロダクト開発やマーケティング、人材採用等に投資するとのことだ。

同社は、産業現場において属人化されやすいいわゆる「匠の技」を、ウェアラブルデバイスやデータ解析の活用によりデジタル化し、熟練工が減少する現場にソリューションを提供している。2019年に発表した「コネクテッドワーカーソリューション」では、メンテナンス工場やプラント、物流などミスが許されない現場作業において、デジタルデバイスを装着した現場作業員(コネクテッドワーカー)に熟練工が遠隔支援を行うことや、AIを活用した作業記録作成をすることで、作業効率と作業品質が向上し、人材不足問題への解決策を示してきたという。本発表から3年で、ダイキン工業の空調現場やヤンマーエネルギーシステムが参画する南極・昭和基地をはじめとした現場での導入を開始、利用者数は毎年約350%成⻑を遂げ、また利用国数もインド、ベトナム、オーストラリアをはじめ18カ国にまで広がったとのことだ。
出典元:プレスリリース

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