■背景
近年、医療や運輸、製造など多種多様な分野においてAIの活用が進むなか、アメリカのAIベンチャー企業Open AIが開発した対話型AI「ChatGPT」が、様々な観点から注目を集めている。公開2ヶ月で1億人以上が利用し史上最速で広がった消費者向けアプリケーションとして世界中に衝撃を与え、当初は利用禁止を表明した国や企業、学校も最近では禁止が解除されるなど、各方面で盛んな議論が行われている状況だ。日本でも4月にOpen AIの最高経営責任者(CEO)サム・アルトマン氏が来日し岸田総理大臣と面会、政府内にAI戦略チームが設置され、⽂科省でも教育現場での取り扱いガイドラインを策定する「デジタル学習基盤特別委員会」が始動するなど利活用の検討が進められている。同社は2013年より小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」を運営し、これまでに延べ3万人以上の子どもたちに、テクノロジーを身につける機会を提供してきたという。これからの時代を生きる子どもたちが日常的に触れるテクノロジーとなるAIの最新技術を体験し、その向き合い方を親子で考える機会として、2023年3月より5回にわたって「ChatGPT親子体験」ワークショップを開催し、約400名の親子が参加した。本アンケートは、そのイベントに申し込んだ保護者が任意で回答したものとのことだ。
■アンケート結果詳細
(1)「保護者の方は、ChatGPTについてどのくらい知っていますか?」(N=226)
(2)「保護者の方は、ChatGPTを使ったことがありますか?」(N=226)
(3)「ChatGPTなどの生成AIを今後子どもが利用する可能性についてどう思いますか?」(全学年)(N=226)
(4)「ChatGPTなどの生成AIを今後子どもが利用する可能性についてどう思いますか?」(学年別比率)(N=226)
(5)「イベント参加後あらためて、生成AIを今後子どもが利用する可能性についてどう思いますか?」(N=110)
調査概要
調査方法:インターネット調査(イベントへの申込時に任意回答)
調査人数:小中学生の子を持つ保護者226人
調査時期:2023年4月14日〜5月28日
調査主体:小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」
https://techkidsschool.jp/company/release/2023/06/13/survey.html