バンカブルとFUNDINNO、スタートアップ企業の資金面への支援の幅を拡大するため協業開始

株式会社デジタルホールディングスは、広告費の4分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL(アドエール)」を提供する株式会社バンカブルが、成長を志すスタートアップ企業の資金面への支援の幅を拡大するため、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」を運営する株式会社FUNDINNOと、2023年6月28日より協業開始したと発表した。

FUNDINNOとバンカブルの2社が連携することで、多くのスタートアップ・ベンチャー企業が経営課題として抱える財務改善に向け、「資金調達」と「キャッシュフロー改善」を、必要なタイミングでタイムラグなく実行できるよう支援する。バンカブルは、AD YELLの正式ローンチより9か月で広告費取引総額(GMV)100億円を突破し、5月末時点で150億円に到達した。本取り組みを、今後さらなる成長に向けた第一歩としていきたいと考えているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■協業の背景

上場市況の悪化やロシアによるウクライナ侵攻など、スタートアップ企業を取り巻く環境は不安定な「冬の時代」と言われる一方で、岸田政権下でスタートアップ企業を支援する機運の高まりに注目が集まっている。今回、両社の掲げるビジョンに共通する「チャレンジの公平性」と、これまでの代表的な資金調達方法であるデットファイナンス(金融機関からの融資による資金調達)以外の「新しいファイナンスの仕組み」を提供する共通点から、パートナーシップを構築し協業開始に至ったという。本協業により、スタートアップ企業の成長を阻む「財務課題」の解決と、事業成長スピードの加速に向けてシナジーを発揮するとのことだ。

■協業内容

本協業による連携で、両社の顧客に対して、双方のサービスを必要なタイミングでタイムラグなく提供することが可能となる。これまでバンカブルが支援することができなかった「広告投資前に財務状況の改善が必要な企業」へ、FUNDINNOでの資金調達によるサポートを行う。そして、FUNDINNOが支援することができなかった「資金調達後のキャッシュフローを圧迫しない効率的な資金運用のサポートを必要とする企業」に対して、AD YELLによるキャッシュフロー圧迫解消をサポートする。これにより、スタートアップ・ベンチャー企業の成長を阻む「財務課題」の解決と、事業成長スピードの加速に向けてシナジーを発揮する。
出典元:プレスリリース

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