WowTalk、ChatGPTを活用した新機能「AI人事アシスタント(β版)」をリリース

ワウテック株式会社は、WowTalkにおいてChatGPTを活用した新機能「AI人事アシスタント(β版)」をリリースしたと発表した。

■提供背景

テレワークの普及や雇用形態の多様化によって会社の就業規則や人事制度が変化し、それに伴って人事担当者への社内問い合わせ件数が増加しているという。またクラウドサービスの浸透により企業におけるITツールの導入数が増加し、ツールの利用方法などに関する問い合わせも増加傾向にあるという。そうした背景から企業の人事領域においては、担当者が問い合わせ業務の対応に追われ、本来取り組むべきコア業務の遂行に支障を来しているケースが少なくないとのことだ。また人事担当者は労働法への対応も重要な業務であり、各種法改正の要点理解および人事規定への反映も職責として担う必要がある。企業はコンプライアンス遵守のためにも人事担当者がコア業務に集中できる環境の整備が求められるという。加えて、これら人事領域の課題の他にも、昨今ではOpenAI社のChatGPTをはじめとする生成系AIの技術発展が著しく、今後の企業経営において事業成長のためにAI活用の重要性が高まっている。AIを活用した取り組みの検討および推進は、多くの企業で喫緊の課題だという。同社では、こうした人事領域やAI活用の企業課題を解決するための手段として、社内問い合わせ業務の自動化を実現する、ChatGPTを活用したWowTalkの新機能「AI人事アシスタント」を開発したとのことだ。
出典元:プレスリリース
AI人事アシスタントは、人事領域に関する社員の問い合わせをAIが自然言語による自動回答で対応する機能だ。社員はWowTalkのトークルームからAIアカウントにチャットで自由に質問を送ることができ、それに対してAIは、事前に学習した様々なデータを参照して内容を理解し適切な回答を返す。
出典元:プレスリリース
事前に登録するデータは社内で配布または公開されているドキュメント(PDFやPPTX)の状態で登録が可能だ。登録用にドキュメントをQ&A形式に加工したりする必要はなく、簡単な手続きでAIの学習を促進できる。またAI人事アシスタントではデフォルトで人事領域に関するデータが登録・学習されているため、ユーザー自身がドキュメントを登録しなくてもAIが一般的な回答を返すことが可能だ。具体的には労働法に関する各種法改正などについてデータが蓄積され、AI学習を促進している。

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