ベネッセホールディングス、メンバーズ、ビービット、生成AIを活用した「次世代型Webサイトプロジェクト」を開始

株式会社ベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)は、株式会社メンバーズ、株式会社ビービットと共同で、生成AIを活用した次世代型Webサイトプロジェクトを2023年7月より開始したと発表した。

出典元:プレスリリース

◾︎背景・概要

ベネッセはグループパーパスの実現に向け、2023年5月に変革事業計画を発表した。既存のコア事業変革の一つとしてコスト構造改革を掲げ、マーケティング基盤において組織の枠を超えた業務の一元化・BPR推進を掲げ、生成AI技術を活用することで人が担うべき領域の適正化を進めている。今回ベネッセが主体となり、「進研ゼミ」Webサイトにおけるデジタルマーケティング業務において、メンバーズのデジタルビジネス運用支援のノウハウと、UXデザインコンサルティングに実績をもつビービットの技術支援により、「次世代型Webサイトプロジェクト」を開始し顧客体験の向上と、生産性の向上の実現を目指す。本プロジェクトは、今年4月にグループ社員1.5万人向けに導入を開始した生成AIチャットサービス「Benesse Chat」の社内活用推進により、各事業部で生成AIの活用を通して生まれたプロジェクトの第三号案件となる。

これまでの人的な工数が多く発生していたWebサイト制作・運用業務において、生成AIを活用することにより業務効率化を図ることを狙っている。また、プロンプトの知見・ノウハウや自動生成の精度を高めることで既存のWebサイトの業務プロセスを抜本的に改革し、顧客体験の向上ならびに、生産性向上を3社で実現する。

①サイト・広告制作プロセスの抜本的改革
生成AI活用により、制作プロセス全体を抜本的に改革
②ライティング業務の自動化
顧客にとって分かりやすい説明文や、適切なワードを自動生成することにより、作業工数を大幅削減
③画像生成業務の自動化
様々なユースケースに対応できる画像生成のプロンプトの開発
④顧客コミュニケーションの個別化
チャットによるコミュニケーションなどで生成AIを活用し、顧客の困っていることを幅広く・スピーディーに解決
⑤生成AIを活用したPDCA高速化
生成AIによる改善の提案・検証を自動化することで、理想的なサイト改善PDCAを可能に

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