AIが会議の音声を解析し生産性を向上させる会議最適化AIツール「ミーナビ」がβ版を提供開始

日本企業における生産性向上が大きな課題として注目されているが、その中でも大きな要素の一つとなっているのが「会議」だという。会議を減らす、進行の工夫をするなど様々な方法論が紹介されているが、なかなか組織単位では浸透しているとは言い難い状況とのことだ。その一つに、会議の「型」を定めるメソッドが具現化されていないことに問題があるのではないかと考えているという。「会議の生産性向上を図るために〇〇をしよう」という方法論が世の中にあふれかえっており、研修でメソッドを社員にインストールするのもコストパフォーマンスとして難しい場合があるとのことだ。同社は、会議の「型」をSaaSサービスで定義し、進行役・参加者それぞれの会議に関わるペインポイントを解決するサービスの開発を目指す。ミーティングのナビゲーターのような役割を果たすサービスを目指し「ミーナビ」を開発しているとのことだ。

「ミーナビ」は、会議の音声をAIが解析し、進行中の会議をリアルタイムで可視化・データ化して、最適にラップアップするサポートをする。このAIツールにより、従来の会議がAIの力を借りて効率的に進行し、省力化を実現しながらも最適化される。

ミーナビは従来会議のファシリテーターが負っていた様々な機能を代替する。これによりファシリテーターが議論に参加したり、リアルタイムに反応することでより短い時間で結論を導くことができるようになる。

・ミーナビの仕組み

音声を高精度に認識してテキスト情報に変換する。そのテキスト情報をChatGPT（GPT-4）に入力し、会議を最適化するために必要なデータ形式に変換する。そして、リアルタイムで会議データを出力する。音声入力はPC／スマートフォンのWebブラウザから行うことができるため、新しいハードウェアは不要だ。

・β版主要機能一覧
議事録の文字起こしと録音
話者分離（事前／事後登録可能）
AIを活用した会議の要約
アジェンダ生成
会議内のトピックスをマインドマップ生成
会議内容の質疑応答
決定事項／ToDoのリスト化
共有QRコードの発行
発言比率の可視化／数値化
API連携機能（実装予定）
会議健全度評価（実装予定）　等