東日本電信電話、AI警備システムを活用した警備・巡回業務DXの実現に向けた実証実験を開始
2024/1/31
東日本電信電話株式会社は、イオンモール常滑において、自律走行ロボット「ugo」(提供:ugo株式会社)および、AI警備システム「AI Security asilla」(提供:株式会社アジラ)を組み合わせた運用による、警備・巡回業務DXの実現に向けた実証実験を2024年2月13日(火)より開始すると発表した。なお、本実証実験は、2023年度愛知県サービスロボット社会実装推進事業「AICHI ROBOT TRANSFORMATION(ARX)」※1の一環として行われるとのことだ。
■背景と目的
一方で、各業務・エリアに適したさまざまなサービスロボットを導入するにあたり、ロボットごとに管理システムが異なることによる管理の複雑化などの課題があるとのことだ。
また、イオンモール常滑は、お客さまのニーズや商業サービスの仕組みも大きく・速く変化するなか、新たな価値創造・価値提供のためテクノロジーを活用したサービスや事業を積極的に推進しているという。本実証では、お客さまが安全に安心してお過ごしいただける施設環境づくりをめざし、警備・巡回業務における従来の人の目による確認に加え、テクノロジーを活用することにより、さらなる業務の効率化・高度化に取り組むとのことだ。
こうした背景を踏まえ、NTT東日本はイオンモール常滑にて犯罪行為の抑止効果や専門店従業員・お客さまへの安心感の向上と、警備・巡回の効率化・省人化の実現をめざし、ロボットを活用した高度な警備・巡回ソリューションの構築にむけた実証実験を2024年2月13日(火)より開始すると発表した。
■実証実験の概要
加えて、既設の監視カメラ映像を活用した異常検知を実現するAI警備システム「AI Security asilla」により、「AIで異常検知した事象に対し、初動対応としてロボットを向かわせる」といった、ロボットとAI警備システムの組み合わせによるロボット運用のさらなる効率化に関する効果測定・評価を行うとのことだ。