日本発のクラウドセキュリティ「Cloudbase」シリーズAラウンドにおいて総額11.5億円の資金調達を実施

Cloudbase株式会社は、DNX Ventures、ジャフコ グループ株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズAラウンド(1st close)において、総額11.5億円の資金調達を行ったことを発表した。これにより累計調達額は、12.9億円となったとのことだ。主な資金の使途として、人材採用、技術・組織開発への投資を予定しているという。

■クラウドセキュリティの現状と課題

AWS・Microsoft Azure・Google Cloudをはじめとした日本のパブリッククラウド(以下クラウド)の国内市場規模は2兆円を超え*1、拡大を続けているという。日本企業においても8割以上が全社的にクラウドを導入*2しているとのことだ。

一方で、クラウド利用におけるセキュリティ事故が後を絶たず、企業では大規模な情報漏洩や不正アクセスといった問題が絶えず発生しているという。このようなセキュリティ事故の要因として、クラウド上の構成ミスや脆弱性が挙げられるとしているが、日本国内では社内に専門人材が不足*3しており、有効な対策が実施されていないとのことだ。

セキュリティ状態の確認及び必要な対策項目の洗い出しを早期に実施することが求められているという。

■クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」とは

「Cloudbase」は、AWS・Microsoft Azure・Google Cloudといったパブリッククラウドを利用する際に発生する設定ミスや、サーバーやコンテナの脆弱性といったさまざまなクラウド上のリスクを、統合的に可視化し、対策項目の優先順位付けと実施・管理までを一貫して行う、企業の安全なクラウド運用を実現するためのセキュリティプラットフォーム。
出典元:プレスリリース

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