会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」、Meta社が提供する「WhatsApp」と連携開始

AnyMind Group株式会社が提供する会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」は、Meta社が提供する「WhatsApp」との連携を開始したと発表した。WhatsAppを用いることで、顧客からの問い合わせに対応することが可能になるという。

■連携の背景

Meta Platforms, Inc.が提供するWhatsAppは、アジアをはじめとする北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアなど世界中で利用されているメッセージングアプリ。Meta社によるとデイリーアクティブユーザーは20億人にも上るという(*1)。今回、WhatsAppとAnyChatの連携を開始した。売上向上と顧客管理業務の効率化を実現し、EC事業者の成長に貢献していくという。
*1:Meta社「2022年第4四半期決算 カンファレンス・コール」(https://s21.q4cdn.com/399680738/files/doc_financials/2022/q4/META-Q4-2022-Earnings-Call-Transcript.pdf )

■連携による新機能

リアルタイムチャット
お客様とリアルタイムでチャットコミュニケーションを行うことで、実店舗のような購買体験を実現できるという。お客様の潜在ニーズを導き出し、顧客満足度や購買意欲の向上をサポートするとのことだ。

CRM(顧客管理)機能
問い合わせ内容、購買状況に応じてのタグ付けやグループ化、またECプラットフォーム「Shopify」を活用されている場合は、過去の注文情報を参照したり、特定の注文の配送状況の確認なども可能になるという。

誘導広告との連携
広告から流入した見込み顧客をサポートやFAQへスムーズに誘導することで、ブランドや商品に対するより深いロイヤルティを構築でき、ビジネスの可能性を広げるという。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More