RevCommとジーニー、セールスイネーブルメント領域で業務提携

「GENIEE SFA/CRM」を開発・提供する株式会社ジーニーは、株式会社RevCommが提供する音声解析AI電話「MiiTel」と業務提携したことを発表した。

■提携の背景

ジーニーは、自社開発の営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」を提供しており、企業規模を問わず6,500社以上への導入実績を持っているという。
このたびの連携により、コミュニケーションの内容を可視化するだけでなく、データを活用した応対品質と業務生産性の向上を実現するとのことだ。
①音声解析AIを活用し応対品質向上と成果の管理を実現
Miitelを利用し、顧客との会話情報を自動的に取り込むことで、話速や抑揚などの通話音声分析、音声感情認識などのデータを活用して、一人ひとりのスタッフのセルフコーチングや架電業務の品質向上に役立てることができるようになるという。
また、「GENIEE SFA/ CRM」と連携することにより、対応品質向上のための取り組みによって、担当ごとの受注率や商談化率、受注金額や顧客との相性に与えた影響を一気通貫して管理することで、セールスイネーブルメント(※)のPDCAサイクルを安定させ、マネジメントの仕組み作りに貢献するとのことだ。
出典元:プレスリリース
②AIによる自動化で、セールスイネーブルメントに使う時間を創出
「GENIEE SFA/CRM」の画面上で活用できる「AIアシスタントプラン powered by GPT-4」と連携することで、商談議事録を要約することができるという。要約された内容から顧客のニーズや予算などの個別情報を抽出して顧客情報を自動更新してくれたり、商談後のタスクの作成、さらに上長、各部門への承認依頼まで、SFA/CRM上の設定のみで自動化することができるようになるとのことだ。
出典元:プレスリリース
(※)セールスイネーブルメント(Sales Enablement)とは
セールスの効率性と成果の最大化を追求するための総合的なアプローチであり、営業活動の改善とセールスチームの成功を支援するための手法や戦略の総称。

■「MiiTel」と「GENIEE SFA/CRM」で変わるセールスイネーブルメント

今回の機能連携により、これまでセールスイネーブルメントの取り組みを阻害するいくつかの要因を解決することができるとのことだ。

【代表的な阻害要因】
①営業活動が可視化されていないので、メンバーに合わせた育成プランが建てられない
②イネーブルメントの取り組みによる営業活動の改善効果の数値化ができない
③普段の業務が忙しく取り組みのための十分な時間を確保できない

これらの課題を解決し、営業DXの推進課題を抱えた企業様をAIを活用して強力にサポートしていくとのことだ。

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