国内初、AI活用の福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」を提供開始

AIが社員1人ひとりの属性や課題から最適なサービスを提案。月額200円の低価格で、人材育成や経営戦略の一手として、「福利厚生をコストから投資へ」と変革。オルビス等先行導入7社決定

株式会社HQは、国内初となるAIを活用した次世代福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」を提供開始する。併せて、オルビス等 7社への先行導入が決定した。

「AI活用の個別最適なサポート」「ワンストップサービスの提供」「投資対効果の最大化」などを通じて、形骸化した既存の福利厚生業界に一石を投じ、「福利厚生をコストから投資」へと変革する。

「カフェテリアHQ」:https://hq-hq.co.jp/cafeteria

またリリースを記念し、パレスホテル東京にて人事エグゼクティブ120名が集った特別イベントや記者発表会を開催したほか、本件に関連し会社員1,320人を対象とした自社調査結果も公開している(URL:https://corp.hq-hq.co.jp/news/posts/20240411-hq-survey)。

さらに、本サービスを解説する「カフェテリアHQ」オンライン説明会を4月17日(水)・25日(木)の13時より開催する。

申込み:https://bit.ly/4asXwm1
出典元:プレスリリース

■提供の背景:変わらない福利厚生

出典元:プレスリリース
この数十年で、人事を取り巻く環境は大きく変化している。かつては当たり前だった年功序列や、男性総合職中心のキャリア観、専業主婦のサポートを前提とした家族構成はもはや過去の時代のものとなった。また、新型コロナウイルスを契機にリモートワークなどの多様な働き方が広まったほか、人的資本経営の流れのなかで、リスキリング(学び直し)、ダイバーシティ経営、健康経営など、さまざまな組織経営テーマが生まれている。

一方、日本で提供されている旧来型の福利厚生サービスは、時代の変化に適応しきれておらず、この数十年、普及している基本的なサービスは変わっていない。厚生労働省などの調査(※1)でも、以下のような実態がわかっている。

・社員の4人に1人しか自社の福利厚生に満足していない
・福利厚生施策が10以上あり、制度が複雑化している企業の割合85.7%
・福利厚生が娯楽用途等に使用された割合82.6%
出典元:プレスリリース
また、当社が本日発表した、国内の会社員1,320人を対象に実施した調査(※2)によると、「働くうえでの困りごと」として挙げられるのは「健康問題」「子育て」「介護」「スキルや知識不足」など多様化しているにもかかわらず、福利厚生は「娯楽」「財形」「旅行」に集中しており社員の抱える問題を真に解決するとは言えない「形骸化した福利厚生」の実態が明らかになった。

※1 出典:厚生労働省「企業における福利厚生施策の実態に関する調査」、旬刊福利厚生「カフェテリアプランの再分類、メニューと利用実績」
※2 4月11日発表 プレスリリース 「ワーカーペインと福利厚生利用実態に関する市場調査2024年4月」(URL:https://corp.hq-hq.co.jp/news/posts/20240411-hq-survey)
福利厚生が変わらない主な理由として、以下のような課題が挙げられるが、課題は複雑化しているため、多くの企業が現状維持を続けており、時代の変化に対応しきれていないのが実態だ。

課題1:1人ひとり違う多様な社員ニーズ
課題2:制度の数が多く運用管理が大変
課題3:用途は娯楽系ばかりで無駄なコストに

当社はテクノロジー・AI技術を活用することで、人的資本時代に対応した「投資としての福利厚生」を推進すべく、リモートワーク特化型福利厚生として「リモートHQ:https://hq-hq.co.jp/remote」を展開し、生産性向上や企業価値向上に貢献してきた。

この度、長年の福利厚生における課題を解決するために、これまで培ってきたテクノロジー資産と福利厚生知見をもとに、投資対効果の最大化を実現する次世代型の福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」の提供開始へと至った。

■国内初(※)、AI活用の次世代福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」

出典元:プレスリリース
今回、提供を開始する新サービス「カフェテリアHQ」は、企業が社員に一定額のポイントを支給し、社員がそのポイントの範囲内でメニューを自由に選択・利用できる「カフェテリアプラン(選択型福利厚生)」に、AIを活用したレコメンドエンジンを搭載することで、旧来型福利厚生を”再発明”した、従来の課題を解決する「次世代型の福利厚生」だ。
※2024年3月HQ社調べ。国内主要カフェテリアプラン提供会社との比較

従来の課題に対し、3つの解決策を提供する点が特徴だ。
出典元:プレスリリース

■今後の展望:HQがつくる「新しい福利厚生」

出典元:プレスリリース
新サービス「カフェテリアHQ」の提供を通じて、HQはこれまで変わってこなかった福利厚生産業を変革する。

社員一人ひとりが抱える課題は多種多様だ。子育て支援、介護支援、新入社員の住まい、メンタルヘルス、不妊・・・画一的な福利厚生ではなく、そのひとりに合った福利厚生サポートが求められている。

また、企業にとっては、人的資本経営の進展と共に、コストとしての福利厚生を運用し続ける意義が見出しにくくなっており、自社の組織戦略に基づく投資対効果を見込める戦略的福利厚生が求められている。

一人ひとりの働きにくさの解決と企業価値の向上を両立させることができる、必要不可欠な社会インフラとして、「新しい福利厚生」を創っていく。

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