Shoplive、ショート動画を使ってWeb接客が行えるKARTE連携機能をリリース

株式会社クローバーテックが国内販売しているビデオ AIソリューション「Shoplive」は、株式会社プレイドと協力し、プレイドの提供するCX（顧客体験）プラットフォーム「KARTE」でショート動画を使ったWeb接客が行えるKARTE連携機能をリリースした。

Shopliveショート動画機能では、ECサイトの様々なポイントで縦型全画面動画を掲載でき、InstagramストーリーのようなSNS風のUIで動画をスワイプして商品を探すことができる。また動画を掲載するためのテンプレートも複数用意されており、ページに合わせてユーザーにもっとも視聴されやすい形でページに掲載することができる。

KARTE連携機能により、KARTEの接客アクションとして、画面下部にユーザーのインサイトに合わせたShopliveショート動画をプレビュー再生することができる。プレビュー再生をタップすると、商品リンク付きの縦型全画面動画で、ユーザーにメッセージを伝えることができる。KARTEの接客アクションにShopliveショート動画を使用することで、静止画を掲載する場合よりもその後の商品閲覧率や購入率の向上を期待することができる。

また接客アクションとしてショート動画を掲載できるだけではなく、KARTEで解析する様々なデータを使って接客結果を分析することができる。これによりShopliveショート動画の従来の指標(再生数 やクリック数など)だけでなく、EC・店舗売上や、特定セグメントに絞り込んだ反応率など様々な指標を使った分析が可能。

株式会社TSIホールディングスのファッションブランド「FREE'S MART」のECサイトで、Shopliveショート動画をKARTE接客アクションに使用したところ、従来の静止画バナーに比べて以下のような成果を得ることができた。

平均滞在時間　　　　　 ：+84%上昇
セッションの平均PV数　：+77%上昇
CVR 　　　　　　　　　：+85%上昇

Shopliveショート動画機能を使った施策について、株式会社TSI　デジタルプラットフォーム部　コンテンツマーケティング課の近藤大介氏は以下のように考察している。
　「ECサイトでページの80%以上スクロールした"購入商品を決めかねている"ユーザーに対して、季節のおすすめコーデを紹介するショート動画を掲載したところ、非常に高い効果を得ることができました。Shopliveショート動画のプレビュー再生は、プレビュー時にも動画が動くため、静止画に比べて目に留まりやすく、クリックしたユーザーがより多かったと考えられます。」

Shopliveは、シンガポールに本社を置くビデオAIテクノロジー企業です。Shopliveでは、ライブコマース機能とショート動画機能、AI Clip機能の3種類のソリューションを提供している。

Shopliveのショート動画機能では、多くの顧客が実質的な購買転換の効果を享受しているとのこと。短い動画で購買意欲を高める切っ掛けを作り出し、顧客のサイト滞在時間を延ばすことにより、実際の収益増大につながる効果が確認されているようだ。