企業の生成AI開発をPoCから実用化へ、共創ラボ「Givery AI Lab」設立
2024/4/25
〜2024年度中に1000人以上のAIエンジニアを育成し、需要高まる生成AI活用サービス開発・内製化を支援〜
Contents
法人向けChatGPT活用プラットフォーム「法人GAI」をはじめとする各種のAIサービスの開発実績やコンサルティング知見、2018年より提供しているデジタル人材採用・育成支援プラットフォーム「Track」を通じて築いた300人以上のAI人材コミュニティを活用することで、AIサービスのリサーチから実装までのバリューチェーンを総合的にサポートすることが可能だ。
Givery AI Lab公式サイト:https://givery.co.jp/lp/ai-lab/
◼「Givery AI Lab」設立の背景
特に日本国内では「生成AIのビジネスインパクトは限定的」と考える企業が多く、グローバル平均と比較して生成AI活用が遅れをとっている*1。
より実用的な生成AI活用を実現するには、利用者のニーズや業務フローに合わせたカスタマイズ開発が不可欠だが、そのための体制構築や人材確保に課題を抱える企業が少なくない。
ギブリーは、こうした企業の生成AI活用を支援するため、豊富なAIサービス開発実績と300人以上のAI人材コミュニティを活かした、共創スタイルでAIプロジェクトのサポートを行うラボ開発機関「Givery AI Lab」を立ち上げた。Givery AI Labは、各企業の課題や目標に合わせたカスタマイズ開発により生成AIによる価値創造を実現する。企業のAI活用の成熟度に応じて、PoCから実装、運用までをワンストップでサポートし、生成AIのビジネス活用を加速していく。
*1 2024年2月22日 ベリタステクノロジーズ合同会社
https://www.veritas.com/ja/jp/news-releases/2024-02-22-ai-research-japan
◼「Givery AI Lab」の取り組み
LLM開発などの現場から離れた研究開発領域ではなく、あくまで「おもてなし」の精神を持ち、現場での活用ニーズに合わせた技術開発ができる能力を「AIエンジニアリング」と定義しており、この領域での技術開発と社会実装を使命に、R&Dによる技術研究開発およびAIエンジニアリングのサポートを行う。
①AI研究者コミュニティの拡大およびAI人材育成
②産官学連携や自社R&Dによる技術研究開発
また、自然言語処理、音声・画像認識、データ分析など様々な分野で最新技術を積極的に活用することで、企業の課題解決に最適なAI技術を選定・適用し、カスタマイズする。
③ユーザー視点に立った実用的なAIエンジニアリング
■今後の展望
年内には、「Track Academy*3」を通じて生成エンジニアを1000名規模で育成し、社会実装+産学連携での共同研究に着手していく。
具体的な技術領域としては、音声認識技術/画像生成技術等、より現場ニーズに合わせたUI/UXの向上につながる周辺技術の研究にも着手するとのこと。