医師診療支援AIサービス「キュラルミ」4/11正式リリース診察効率25%UP、待ち時間短縮に貢献

“AIとデータで新しい社会を創造する“というミッションを掲げるAI-DataScience株式会社は、かねてよりPoCを行っていた医師診断支援AIサービス「Curalumi」のβ版を4月11日(木)に正式リリースした。

■Curalumi(キュラルミ)について

キュラルミはスマホで症状をAIにいつでも相談できるWEBサービスだ。
クリニックや病院が発行したQRコードを読み込むと、AIに相談した内容や問診内容が医師に送信される。
診断前に医師に症状を共有できるので、診断がスムーズになる。
WEBサービスなので特別なシステムの導入や連携も必要なく、患者・医師ともにPC・スマホ・タブレットなどの端末とインターネット回線があれば利用でき、自身の症状を文章で入力するだけでAIが回答と問診を行う。
【キュラルミの検証結果】
・診断時間25%短縮
・診断一致率約80%
・患者診察数17%増

正式リリースにあたり、フランスのクリニックをはじめ各病院でPoCを実施したところ、上記の結果を得られた。
患者一人あたりの診断時間が短縮できたことで、診療の回転を増やすことが期待できる。

Curalumi(キュラルミ)公式ページ▼
https://lp.curalumi.com/ja
出典元:プレスリリース

■Curalumi(キュラルミ)開発の背景と今後について

医師の人手不足や医療業界の働き方改革が叫ばれるなか、当社は強みである “AIとデータ” を生かし、DXという観点で課題解決への貢献を目指した。

キュラルミは診療前に患者の症状を医師に共有することで、医師や周辺医療従事者の負担軽減に繋がる。
今後は全国に約10万あるクリニックのうち、数千~万クリニックへの導入を目指す。また、そこで得たノウハウを生かし、医療ツーリズムでの多言語事前問診や医療分野以外のサービスの横展開も計画している。

AI-DataScience株式会社では引き続きアジャイルなアプローチでAIとデータサイエンスを組み合わせ、医療だけでなくさまざまな場面でAIやデータ活用を組み込んだSaaSを展開していくとのこと。

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