生成AI活用による企業のビジネス変革を実現する株式会社グラファーは、「Graffer AI Studio」において、ノープロンプトで生成AIを活用できる「Graffer AI タスクライブラリ」を提供開始した。40種類を超える業務タスクから選択し、フォームに必要事項を入力するだけで、より簡単かつ迅速に生成AIを活用することが可能である。これにより、社員の生成AI利用の障壁が低減され、迅速に社内での生成AIの利用浸透が進む。
「Graffer AI Studio」サービスサイト:
https://graffer-aistudio.jp
「Graffer AI Studio」へのお問い合わせ先:
https://graffer-aistudio.jp/contact
生成AIを活用するにはプロンプト(*1)が必要であり、AIからの回答は人間の指示によって大きく左右されるため、プロンプト作成にはスキルが求められる。しかし、売上高500億円以上の企業に在籍する従業員912名を対象として実施した調査(*2)によると、生成AIを活用できている企業の成功要因はプロンプトの作成スキルだけでなく、ユースケース設定にあることがわかった。
グラファーは2023年4月より、企業がセキュアな環境で生成AIを業務に活用できる「Graffer AI Studio」を提供している。これまで、導入企業に対する研修やコミュニティなどの活用を通じ、生成AIの活用が定着し利用率が向上するよう支援を行ってきた。この度、プロダクトを通じて業務における生成AIのさらなる活用を推進するため、「Graffer AI タスクライブラリ」の提供を開始した。
(*1) 生成AIへの指示や質問のために入力するテキストを指している。
(*2) PwCコンサルティング合同会社「生成AIに関する実態調査2024 春」
「Graffer AI タスクライブラリ」は、ノープロンプトで生成AIを活用できる業務アプリケーションである。40種類を超える業務タスクから選択し、フォームに必要事項を入力するだけで、より簡単かつ迅速に生成AIを活用することが可能である。
URL:
https://graffer-aistudio.jp/products/noprompt-tasklibrary
用意された業務タスクから選択し、フォームに必要事項を入力するとワンクリックで回答の生成が可能である。プロンプトを書く必要がなく、生成AIを活用できる。
汎用的なタスク以外に人事、営業、マーケティングなど各部署ごとの業務に特化したタスクも用意している。また、やりたいことを軸に検索することも可能で、業務活用の幅を広げる。今後も、業務タスクの種類を拡張していく。
社内で生成AIを活用していくためには、まず「1.複雑度の低い単発業務」「2.複雑度の低い定型業務」から順に取り組むことで、業務への無理のない浸透が期待できる。定型業務においては、都度プロンプトを書くのではなく「Graffer AI タスクライブラリ」を使うことで、必要最低限の入力だけで利用できる。これにより、定型業務の効率化を実現できる。
「Graffer AI タスクライブラリ」を有する「Graffer AI Studio」は、ChatGPTのように汎用的に利用できるチャットサービスも備えている。ユースケースのイメージがついたらプロンプトをアレンジしたり、「Graffer AI タスクライブラリ」にはない他の業務に応用することも検討できる。さらに、データ分析やファイル処理ができる機能、大量データに対する「一括処理機能」、自社データを組み合わせた「ナレッジベース」など、さまざまなサービスを備えているため、より高度で複雑な業務にも活用できる。今後もグラファーは、簡単かつ日常的な生成AIの利用から、より高度な活用を支援するサービスまで、包括的なソリューションを提供していく。