「Tachyon 生成AI」に最新情報を用いて回答を生成するWeb検索機能を搭載

最新のインターネット情報を参照し、エビデンスの確認が可能な回答を生成

エムシーデジタル株式会社は、同社が開発を進めるGPT/Gemini/Claudeの複数LLMが利用できる法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」に、Web検索機能を搭載した。

本機能により、生成AIが最新のインターネット情報を参照し、より正確かつ最新の情報に基づいた回答を生成することが可能になる。また、回答に参照ページが表示されるため、ユーザーはエビデンスを容易に確認することができる。

■最新情報への対応とエビデンス確認を両立

企業における生成AIの活用が進む中、最新の情報や特定の事実に基づいた正確な回答を得ることへのニーズが高まっている。しかし、従来の生成AIは学習データの制約により、最新情報や特定の事実関係を正確に把握することが困難であった。今回の「Tachyon 生成AI」の新機能では、Web検索機能をオンにすることで、最新のインターネット情報を参照しながら回答を生成する。これにより、以下のような利点が生まれる:
• 最新情報の参照:
 Web検索機能をオンにすることで、インターネット上の最新情報を参照し、より正確で最新の回答を提供することが可能となる。
• エビデンスの提示:
 生成された回答には、参照されたWebページのリンクが表示され、ユーザーは情報の出典を確認することができ、情報の信頼性を高めることが可能になる。

■Web検索機能を用いて回答を生成した「Tachyon 生成AI」の操作画面

Web検索機能を用いて回答を生成した「Tachyon 生成AI」の操作画面

Web検索機能を用いて回答を生成した「Tachyon 生成AI」の操作画面

出典元:プレスリリース
本機能を通じて、ビジネスにおける情報収集や意思決定の質と効率を向上させ、企業の生産性向上に貢献する。「Tachyon 生成AI」は、今後も引き続き生成AI技術を活用したビジネス効果の高い機能を開発し、ビジネスのアップデートを支援していく。

■「Tachyon 生成AI」の概要

「Tachyon 生成AI」はエムシーデジタルが手掛ける月額550円(※1)から利用可能な法人向け生成AIサービスである。入力されたデータは生成AIの学習に使用されないセキュアな環境下で生成AIを活用することが可能である。個別の業務ユースケースに特化した機能を多数提供している。
「Tachyon 生成AI」の機能一覧

「Tachyon 生成AI」の機能一覧

出典元:プレスリリース

<主要な機能>

• チャット機能:GPT/Gemini/Claudeの複数LLMから選択して生成AIとチャット形式で対話が可能。画像を入力としたマルチモーダルな会話や、文書ファイルを活用した要約やQA機能も搭載。
• カスタムアシスタント機能:複数の文書ファイルを一括アップロードすることで、バックオフィス業務における問い合わせ対応や、日常業務におけるドキュメント整理を効率的に実施することが可能。
• アノテーション機能:自由記述のアンケートデータ等をタグ付けして集計可能にすることで、テキストデータの定量化を推進し、集計作業の業務効率化や意思決定の高度化を支援する機能。
• 議事録生成機能:音声や動画ファイルを登録することで、1時間のMTGに対し、15分程度で文字起こしと議事録を自動生成する機能。日常の議事録作成業務を大幅に効率化することが可能。
※1:ユーザー一人当たりの金額。ご利用人数により変動する。

■無料トライアルについて

現在、無料トライアルを実施中である。無料トライアルでは「Tachyon 生成AI」の全ての機能を利用できる。サービス説明やトライアルを希望する企業は、以下URLより必要事項を記入の上、申し込むことができる。
https://www.mcdigital.jp/tachyon_genai/

■今すぐ試せるdemo版について

「Tachyon 生成AI」は、登録後すぐに試せるdemo版を用意している。無料トライアルに先んじて機能や価値を体感できる。本アップデートの対象である「Claude 3.5 Sonnet」も利用可能である。ぜひ、「Tachyon 生成AI」の価値を体感してほしい。(※2)
※2:demo版は、一部機能の制限がある。なお、無料トライアル前の簡易利用を想定しており、利用期間は一ヶ月とする。また過度な利用が確認されたアカウントについては、エムシーデジタルから連絡の上、利用を一時停止させていただく場合がある。

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