生成AIの活用用途は「データ分析・戦略立案」と約7割が回答|IT業界のマーケティング実施状況調査結果

生成AI活用状況、新型コロナウイルス収束後のマーケティング施策実施状況に関してのアンケート調査レポート「IT業界のマーケティング調査報告書」を発表した。

コンテンツマーケティング支援事業を展開する株式会社SEデザインは、2024年8月20日に、IT業界のマーケティングにおける生成AIの活用状況や、施策の実施状況に関しての調査レポート「IT業界のマーケティング調査報告書(https://www.sedesign.co.jp/download/ms/it-marketing-survey/)」を発表した。
本調査は、生成AIの台頭と新型コロナウイルスの収束が、IT業界のマーケティング活動に与えた影響を探ることを目的として実施したものである。
生成AIの活用目的や、新型コロナウイルス収束前後の実施施策などについてアンケート調査を実施した。主な調査結果は次の通りである。

■調査結果トピックス

①生成AIの活用用途について、67.3%が「データ分析・戦略立案」と回答。
②コロナ禍後、オンラインでのマーケティング施策が増加傾向に。
③40.5%が2024年度は「ホワイトペーパー・導入事例等のコンテンツ制作」に注力すると回答。

■調査概要

調査テーマ:IT業界のマーケティング施策の実施状況に関する調査
調査目的:IT業界における、マーケティング業務でのAI活用状況や成果、新型コロナウイルス収束前後でのマーケティング施策の実施状況の変化や成果の実態を把握する。
調査期間:2024年6月28日~2024年7月2日
調査手法:オンラインリサーチ
本調査対象サンプル数:74ss
調査機関:GMOリサーチ&AI株式会社
調査対象:以下条件にて対象者を抽出
 ・性別  :男女
 ・年齢  :20~69歳
 ・居住地 :全国
 ・職業  :会社員もしくは経営者・役員
 ・業種  :ソフトウェア・情報サービス業
 ・その他 :マーケティング業務を担当している

■生成AIの活用用途について、67.3%が「データ分析・戦略立案」と回答

「Q1.生成AIをマーケティング業務に活用していますか。 当てはまるものをお知らせください。(単一回答)」(n=74)と質問したところ、「活用している」と回答した割合は31.1%だったが、活用意向がある層まで広げると全体の7割以上が生成AIの活用意欲を示していた。
また、「Q2.生成AIをマーケティングのどの業務に活用している、もしくは活用したいと思っていますか。 あてはまるものを全てお知らせください。(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「データ分析」と「戦略立案・企画作成・アイデア出し」という回答が最も多く、同率で67.3%だった。次いで「コンテンツ制作・発信」が54.5%という結果だった。
出典元:プレスリリース

■コロナ禍後、オンラインでのマーケティング施策が増加傾向に

「Q6.(新型コロナウイルス収束後)2023年度以降のマーケティング施策の実施状況について、オンライン施策とオフライン施策の観点から教えてください。(単一回答)」(n=74)と質問したところ、オンラインは54.1%、オフラインは41.9%が「施策の量が増えた」と回答した。また、「施策の量が増えた」と回答した割合はオンラインの方が高く、「オフライン施策が増えた」を10ポイント以上上回る結果だった。
出典元:プレスリリース

■40.5%が2024年度は「ホワイトペーパー・導入事例等のコンテンツ制作」に注力すると回答

「Q10.今年度実施予定、もしくは実施中の施策の中で、注力している、する予定の施策を3つまで選んでお知らせください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「コンテンツ制作(ホワイトペーパー・導入事例等)」という回答が最も多く、40.5%だった。次いで「オウンドメディア施策」が39.2%、「オンライン広告(運用型・純広告等)」が31.1%という結果だった。
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