DAOの構築および高度な管理を支援する統合プラットフォームの開発を行うUnyte、資金調達を実施

ブロックチェーン領域の技術開発およびDAOの構築および高度な管理を支援する統合プラットフォームの開発を行う株式会社Unyteは、クオンタムリープベンチャーズ株式会社が運営するQXLV2号投資事業有限責任組合をリード投資家とし、株式会社FINOLABが運営するFINOLAB1号投資事業有限責任組合およびSkyland Venturesが運営するSkylandVentures4号投資事業有限責任組合を引受人としてJ-KISS型新株予約権を発行し、資金調達を実施した。

◾️資金調達の背景と目的

Unyteは、DAOの構築および高度な運用管理を支援する統合プラットフォームおよびDiscord内のコミュニティメンバーの貢献を可視化し報酬分配を効率的に行うツールの提供を行なってきた。これまで国内外で70を超えるDAOへのツール提供、およびDAOにおけるインセンティブ設計支援を通じて、DAO構築・運用の実績を積み重ねてきた。

2024年4月の金商法の府令改正により、合同会社の社員権をNFTの形で発行可能になり、メンバーの責任範囲を限定しつつも法人格を有したDAO(以下、合同会社型DAO)の設立が可能となった。

Unyteは合同会社型DAOの主なユースケース創出を目的として、以下のような活用方針を模索する企業様と実証実験の準備を進めている。

・不動産やGPU等のリソース共有を目的として共同出資を行う有志団体への法人格付与およびNFT・トークンを活用した出資/配当オペレーションのデジタル化

・大手企業における社内活動や業務外のサポートなど、通常の人事評価に反映されにくい貢献活動を行う組織への法人格付与およびトークンによるインセンティブ付与

効率的なリソース活用や新しい人事評価などへの期待もあり、府令改正以後、Unyteには合同会社型DAOに関するお問い合わせを多くいただいている。

本資金調達により、DAOの構築および支援をより迅速に行うための社内体制の整備と合同会社型DAOをはじめとした様々なDAOの運用をスムーズに行える新たなツールの開発を推し進め、DAOの普及に尽力していく。

Special Features

連載特集
See More