生成AIを活用したM&A仲介マッチングシステム「CAMM DB」を開発
2024/8/26
株式会社CINCは、生成AIや自然言語処理を用いて、M&A仲介における迅速かつ最適なマッチングを行うための社内システム「CAMM DB(キャムディービー)(※1)」を開発した。現在のCAMM DBでは、買い手となる企業のM&A実績に関する約二万件のデータを自動で収集・分析できる。取得が難しいとされる未上場企業の情報を含めた膨大な買い手ニーズを参照できるため、売り手の選択肢を増やし、より精度高くマッチングすることができる。今後は、買い手だけでなく売り手企業のデータベースの構築、売り手と買い手を自動でマッチングするなどの機能拡張を目指す。
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■「CAMM DB」開発の背景
M&A仲介では、買い手候補企業の選定はアドバイザーが属人的に行う場合が多く、アドバイザーの経験や繋がりに依存してしまい、売り手側の選択肢が限定されるという課題があった。これらの課題は、CINCのデータ収集技術やデータ分析の知見を活かして解決できると考え、事業開始当初よりシステムの開発に注力してきた。
■「CAMM DB」の概要
今後もCINCはテクノロジーとマーケティングの知見をもとに、顧客の利益の最大化に尽力していく。
(※1)「CAMM DB(キャムディービー)」とは「CINC AI M&A Matching DataBase」という意味からつくられたシステムの名称である。