リブ・コンサルティング、「コンサルティング業界カオスマップ2024」を公開!

株式会社リブ・コンサルティングは、企業・組織をまとめた「コンサルティング業界カオスマップ2024」を公開致した。

B2Bにおける巨大企業グループとの統合や新興ファームの台頭によりコンサルティング業界はさらに複雑化している。前年作成した「コンサルティング業界カオスマップ2023」(86社)から一部削除、追加を行い、社数は86社と変化はないが、各社の主要支援領域を踏まえてマッピングした。また、独自調査の各ファームの社員数(表2参照)に加えて、新たに広告代理店、総合商社、大手SIerなどB2Bにおける巨大企業グループからの資本参加状況を踏まえたコンサルティング企業のマップも作成した(表3参照)。業界全体像の把握や各ファームの位置付けに加えて、規模感の把握への一助となれば幸いである。

■コンサルティング業界カオスマップ2024年度版サマリー

①コンサルティング業界の継続的な巨大化

コンサルティング業界の2024年の社員数は132,665名と引き続き成長軌道にあり、大きな産業となってきている。また、111,810名(2023年)→132,665名(2024年)と前年から20,845名増加(約19%増)となっている。
※カオスマップに記載している企業は2023年版から一部削除/追加により変更あり

②領域毎の成長率格差

業界内でも特に「総合×デジタル」領域が急拡大している。一方で、戦略系をはじめとした他領域は成長率が鈍化。昨今注目度の高い生成AI領域は既存ファーム内でのニーズは伸びているが、本領域に特化した新興系ファームの台頭は目立たない。

③異業種からの資本参加の加速

広告代理店、総合商社、大手SIerなどB2Bの巨大企業グループを中心としたコンサルティング会社への資本参加が加速している。近年は多くの企業におけるDXニーズの拡大により、本市場の成長期待が一層高まっている。そこで、広告代理店、総合商社、大手SIerなどB2Bにおける巨大企業グループが川上から川下まで一気通貫して提供できるサービスを目指してコンサル会社との資本提携の動きを加速させている。
【コンサルティング業界カオスマップ掲載企業の社員数(表2)】

【コンサルティング業界カオスマップ掲載企業の社員数(表2)】

出典元:プレスリリース
【広告代理店、総合商社、大手SIerなどB2Bの巨大企業グループを中心としたコンサルティング会社への資本参加(表3)】

【広告代理店、総合商社、大手SIerなどB2Bの巨大企業グループを中心としたコンサルティング会社への資本参加(表3)】

出典元:プレスリリース
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