物流2024年問題対策、AIが配送計画を自動作成する新機能を提供開始、容積計算機能も追加し貨物の積み付けも効率化、実証実験で配送コストを3割削減
2024/8/29
物流領域でテクノロジーを活用するLogiTech企業のGROUND株式会社は、この度、自社開発・提供する物流施設統合管理・最適化システム『GWES(ジーダブリューイーエス)』の新たな機能として、AIにより配送計画を自動作成する『Delivery Optimizer (デリバリー オプティマイザー)、以下DO』の提供を開始する。
なお『GWES』は、三菱倉庫株式会社、トラスコ中山株式会社、日本通運株式会社などに導入されており、稼働拠点が計50拠点と好調に拡大していることをあわせてお知らせする。
『GWES』詳細:https://www.groundinc.co.jp/services/gwes/
■新機能提供の背景と経緯
このニーズに対しGROUNDでは2018年よりアルゴリズムの研究開発を進めてきた。2021年には、株式会社NTTロジスコの「輸配送計画自動化システム」開発において、GROUNDの「経路計算」および「積み付け計算」のアルゴリズムが採用され、実証実験では配車担当者の稼働時間を25%削減し、輸配送コストを5-10%削減する結果を得ることができた。
そこでGROUNDでは、より多くの企業がこのアルゴリズムを利用しやすくなる環境を整えるため、『GWES』の機能として『DO』を新たに開発した。
■新機能について
さらに、商品の箱詰めやトラックへの貨物積み込み時の容積計算で活用できる新機能『LO』と連携することで、積載効率の向上や最大化を実現し、更なるコスト削減につなげる。
GROUNDは、今後も『GWES』の継続的な機能拡充と提供を通じ、テクノロジーを活用した物流の発展に貢献していく。
新機能『DO』『LO』機能の詳細はこちら:https://www.groundinc.co.jp/services/gwes/so/
■ 物流施設統合管理・最適化システム『GWES』について
『GWES』詳細:https://www.groundinc.co.jp/services/gwes/