東京メトロのインバウンド向けモバイルDXをヤプリが支援

〜多言語対応した訪日外国人旅行者用アプリ「Tokyo Metro For Tourists」を開発〜

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供する株式会社ヤプリは、東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村明義、以下「東京メトロ」)が運営する訪日外国人旅行者用アプリ「Tokyo Metro For Tourists」を開発支援したことを発表する。

■「Yappli」の導入背景

日本政府観光局(JNTO)によると、2024年7月の訪日外客数は約329万人で、前年同月比41.9%増となり、2ヶ月連続で単月として過去最多を記録した。東京メトロでは、従来からインバウンドサイト(https://www.tokyometro.jp/en/index.html)にて、企画乗車券の情報や沿線の観光スポットへの行き方などを発信していたが、Yappliの導入により、多様な国籍の方々にパーソナライズされた情報を、「便利に」「見やすく」モバイル端末で提供することが可能になった。
Yappliはプラットフォームとして、様々なユーザーのニーズや属性に対応できる高いカスタマイズ性と、顧客の業務課題に柔軟に対応できる豊富な機能を有している。本アプリでは、ユーザーの登録情報に最適化されたコンテンツ表示機能を活用し、アプリ全体の言語表示をスムーズに切り替え可能である。また、プッシュ通知機能(※1)を活用することで、各ユーザーにとって価値ある情報を適切なタイミングで届ける。
※1 プッシュ通知機能:スマートフォンの通知機能を利用してメッセージを配信。ユーザーの端末のホーム画面に配信され、メルマガと比べて開封率が高く、集客や情報発信において高いリーチを実現する。

■訪日外国人旅行者用アプリ「Tokyo Metro For Tourists 」の特徴

このアプリでは、訪日外国人が東京メトロの乗り換え方法やお得なチケット情報などをスマートフォンから簡単に取得できる。また、東京メトロ沿線のおすすめスポット情報を、アプリ初利用時の登録情報に応じてパーソナライズした内容で提供する。具体的な機能として以下を搭載している。

1.多言語切り替え機能を実装

出典元:プレスリリース
英語、韓国語、中国語(簡体・繁体)、タイ語、フランス語、スペイン語で表示が可能。ユーザーが情報登録時に選択した言語に自動的に切り替わり、アプリ内でも簡単に変更できる。

2.おすすめの観光スポットをパーソナライズして紹介

出典元:プレスリリース
初回登録時に選択された「行きたい場所」に応じておすすめの観光情報を表示。地域に関する観光スポットや飲食店情報など、日本の旅行に役立つ情報が簡単にアクセスできる。

3.最新のお知らせやお得なチケットへのアクセスをスムーズに

出典元:プレスリリース
東京メトロの最新ニュースや路線図、各線の停車駅一覧、購入できる乗車券やお得なチケット情報を提供し、訪日外国人がスムーズに東京メトロを活用するための情報を発信する。

■モバイルアプリを、日本の未来を導く「観光DX」の推進力へ

観光庁の観光立国推進基本計画(※2)によると、観光立国実現のためには「観光DXの推進」が重要となる。Yappliを活用することで、企業の観光DX施策を簡単に推進できる。

<活用例>
・各観光地で配布している紙のガイドをGPS機能を搭載したモバイルアプリに集約
・プッシュ通知でイベント情報を伝えたいタイミングで発信
・帰国後もアプリを通じて継続的につながり再来訪を促す
Yappliは今後も需要拡大が見込まれる外国人観光客向けのサービスを提供する企業のGO Mobileを推進し、アプリを通じて企業とお客様をつなげる支援を進めていく。
※2 観光立国推進基本計画:https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/kihonkeikaku.html

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