GMO TECH、『MEO Dashboard byGMO』にて106言語に対応する「AI翻訳機能」を提供開始

Googleマップ上の情報発信を多言語化し、訪日外国人観光客の店舗集客に貢献

GMOインターネットグループでインターネット上の集客サービスを展開するGMO TECH株式会社は、2024年9月26日(木)より、MEO総合管理ツール『MEO Dashboard byGMO』にて、106言語に対応する「AI翻訳機能」の提供を開始する。この機能により、Googleマップ上での情報発信や口コミへの返信を多言語で行うことができ、外国人観光客をターゲットとした店舗集客を支援する。
具体的には、日本語で投稿した文章を、あらかじめ設定した言語にAIが自動翻訳し、外国語で投稿された口コミに対して同じ言語でスムーズに返信することが可能である。さらに、店舗情報を複数言語で公開したり、来店頻度が高い国の言語に合わせてキャンペーン情報を配信したりすることもできる。AIを活用した翻訳により、業界用語や技術用語に関しても高精度な翻訳が可能となり、高い語学スキルや専任スタッフを必要とせず、効果的なマーケティング戦略を実現する。

■サービス提供の背景

政府の水際対策終了以降、訪日外国人観光客数は右肩上がりである(※1)。訪日外国人観光客数の増加に比例して、飲食や買い物に対する旅行消費額も増加しており(※2)、飲食店をはじめとする店舗では、外国人観光客を対象としたマーケティングや来店時の対応が求められている。
外国人観光客の店舗選びの特徴として、スマートフォンやGoogleマップから店舗情報を検索する傾向がある。しかし、多くの店舗ではGoogleマップ上での多言語による情報発信に対応しておらず、顧客獲得の機会を逃している状況である。
この問題を解決し、外国人観光客の来店を促進するために開発されたのが「AI翻訳機能」である。本機能を活用することで、Googleマップ上の店舗情報、口コミ投稿、およびキャンペーン情報の発信を多言語化することが可能となる。さらに、日本語で投稿した文章をAIが自動で指定の言語に翻訳してくれるため、高度な語学スキルを要することなく、効率的にインバウンド対策を行うことができる。
(※1)訪日外客数(2024年7月推計値)|日本政府観光局
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20240821_1530-1.pdf
(※2)【インバウンド消費動向調査】観光庁2024年4-6月期の調査結果(1次速報)の概要|国土交通省観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001754884.pdf

■サービスについて

■特徴1: 106の言語に対応した「高精度なAI翻訳機能」

AI翻訳機能は、英語や中国語をはじめとする106言語(約90カ国)に対応している。あらかじめ翻訳言語を設定し、日本語で文章を投稿すると、AIが投稿内容を読み取り、指定された言語に自動で翻訳する。
AI翻訳機能のAIは、特定の業界や文化に特化したデータセットをもとに学習しているため、従来の翻訳ソフトに比べて適応性が高く、業界用語や技術用語も高精度で翻訳できる。これにより、ファッションやグルメなど特定のテーマに応じてカスタマイズされた翻訳が可能で、ターゲットオーディエンスに合わせて適切な表現を使用できる。さらに、文化的なニュアンスや社会的コンテキストを考慮して翻訳を調整したり、一貫したスタイルで翻訳を提供したりすることで、より効果的なコミュニケーションを実現する。
<対象言語一例>
英語、中国語、韓国語、フランス語、ポルトガル語など、106言語に対応。

■特徴2:店舗ビジネス情報の多言語化機能

Googleマップ上に掲載されている店舗の紹介文を、複数の言語で投稿することが可能である。店舗の特徴やメニューなどの詳細を多言語で伝えることができ、他店舗との差別化につながる。

■特徴3:多言語での口コミ返信機能

外国語で登録された口コミに対し、該当の言語で返信することができる。口コミへの返信を通じて、顧客満足度の向上や顧客ニーズの把握に繋がる。

■特徴4:来店頻度が高い言語での情報発信

来店頻度が高い言語を指定し、最新情報やキャンペーンなどのお知らせを配信することができる。言語は複数指定できるため、幅広いターゲット層へのアプローチが可能である。

■今後の展望について

GMO TECHは、より高いWeb集客効果を発揮するため、各種媒体との連携強化を進めていく。店舗ビジネスの課題解決に向け、今後も「AIで未来を創るNo.1企業グループ」を目指し、AI技術を活用した機能の開発と『MEO Dashboard byGMO』のサービス拡充を行っていく。

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