独自開発・特許取得済みの「Location Engine™」から人流データを直接転送する「Location Data Service(LDS)」を大幅強化

クロスロケーションズ株式会社は、独自開発・特許取得済みの「Location Engine™」を基盤とした「Location Data Service（以下、LDS）」の提供内容を大幅に強化し、「インバウンドデータ」の提供拡大と「店舗・チェーン別人流データ」の拡充を実現した。これにより、企業や自治体など多様なお客様に対し、人流データを通じてこれまで見えなかった情報を可視化し、様々な課題の解決・改善を支援する。

■Location Data Serviceの特徴

1．インバウンドデータの提供強化

全世界で約42億IDの匿名加工された位置情報ビッグデータを活用し、海外市場や日本国内における訪日外国人の移動パターンや行動傾向を高精度で把握できるサービスを提供している。また、海外市場における人流分析にも対応し、企業のグローバルなマーケティング活動を支援する。

インバウンドデータを活用した海外市場の人流分析レポート

出典元：プレスリリース

インバウンド海外旅行者データ

・豊富なデータ量：月次で100万スマホID以上の訪日外国人の位置情報データを保有
・高精度な分析範囲：最小10メートル四方の精度で観光地や店舗への来訪状況を把握
・多様な対象国：世界主要国を含む多くの国からの旅行者データを網羅

これまでにクロスロケーションズのサービスを導入いただいた企業や自治体では、観光都市における訪日外国人の国別来訪者の分析や観光地での回遊ルートの解析を通じて、観光施策の最適化に貢献している。また、訪日外国人をターゲットとしたプロモーション施策にも活用され、販促戦略の強化に役立っている。

海外市場人流データ

・グローバルなデータカバレッジ：世界42億IDの位置情報ビッグデータを活用し、主要な海外市場を網羅
・詳細な行動分析：進出予定の海外市場における人々の移動パターンや行動傾向を把握し、ターゲットエリアの詳細な分析が可能
・高精度なデータ：最小10メートル四方の精度で、細かな集計が可能

すでに海外展開を行っている企業では、グローバルの人流データを活用し、進出先の出店候補地の選定や海外市場における商圏分析、現地でのマーケティング戦略の策定や投資判断に役立てている。

LDSのインバウンドデータの強み

Location Data Service（LDS）は、従来のインバウンド分析サービスと比較して、以下のような強みを持っている。特に標本データ数や分析対象範囲において、精度の高い分析を提供できる点が特徴である。

	当社のインバウンド分析	従来のインバウンド分析
標本データ数（ID数）	42億ID	非公表
データ取得範囲	最小10メートル四方	125メートルメッシュ他広域なエリア
対象国数	世界主要国	20ヵ国（地域限定）
活用範囲	国内および海外の分析が可能	日本国内