Swiftと連携したステーブルコイン国際送金システムに関する特許出願について
2024/10/23
株式会社DatachainおよびProgmat, Inc.は、Swiftシステムと連携したステーブルコインによる国際送金システムに関する特許出願が完了したことをお知らせする。
■ステーブルコイン国際送金システム特許出願について
本プロジェクトは、2023年時点で190兆ドル(約28,500兆円)規模に達した巨大なクロスボーダー送金市場において、ステーブルコインを活用し、高速かつ低コストで24時間365日稼働可能なクロスボーダー送金を実現することを目指している。
特徴としては、Progmatが提供する法規制に準拠したステーブルコインの利用に加え、AML/CFTや規制対応、オペレーション構築、企業のウォレット利用におけるハードルを考慮し、Swiftの既存APIフレームワークを活用して銀行経由によるステーブルコイン送金を実現する点が挙げられる。
今回の特許は、上述の「Project Pax」において開発を進めている、Swiftシステムと連携したステーブルコインによる国際送金システムに関するものである。
■特許概要
項目 | 詳細 |
特許名 | ステーブルコインを用いた送金システム |
特許出願日 | 2024年9月24日 |
発明者 | 竹澤 友輔、齊藤 達哉、久田 哲史 |
特許出願人 | 株式会社Progmat、株式会社Datachain |
■特許出願の目的と今後について
これを受けて、今回の日本国内での出願に続き、今後は国際出願や主要国での特許出願も進めている。
*1: https://www.datachain.jp/ja/news/progmat-and-datachain-launch-project-pax