位置情報サービスと連携した多言語対応のイラストデジタルマップ「TOKYO YNK MAP」公開

八重洲・日本橋・京橋のカルチャーメディア「YNKs」と連携し、エリアの魅力を発信

東京建物株式会社と株式会社Strolyは、東京駅東側に位置する八重洲・日本橋・京橋エリアのカルチャーメディア「YNKs(インクス)」と連携した多言語対応のイラストデジタルマップ「TOKYO YNK MAP」(以下「本マップ」)を2024年11月1日に公開した。
なお、本事業は『YNKsプロデュース You Never Know「TOKYO」プロジェクト』として、令和6年度「東京の魅力発信プロジェクト」に採択されている。

東京建物が1896(明治29年)年の創業以来、125年超にわたり本社を構える八重洲・日本橋・京橋エリアは、Yaesu、Nihonbashi、Kyobashiの頭文字をとってYNK(インク)と称されている。交通の要衝、東京駅八重洲口前に広がるYNKは、大企業が集積する日本有数のビジネス拠点でありながら、老舗や“路地”、江戸三大祭りの一つである山王祭など、江戸時代から続く歴史的資産が豊富なエリアだ。一方で、渋谷・新宿などと比較して訪日客数は半数程度(※)と、観光地としての認知度は発展途上にある。

本マップでは、位置情報サービスと連携することにより、ユーザーは現在地付近のYNKのコンテンツをすぐに知ることができる。また、東京建物が運営するカルチャーメディア「YNKs」と連携し、YNKのさまざまな文化体験や交流、歴史文化資産などの情報を面的に一元化することで、訪日客のYNK内での回遊を促進するとともに、新しい観光地としてのYNKの魅力発信に貢献する。

公式サイト:https://tokyoynkmap.stroly.com/
※ 出典:「モバイル空間統計」で有償公開されている「人流データ(分布統計)」にて該当エリアの2023年1月17日から1週間の平均歩行者数を取得して算出。

■「TOKYO YNK MAP」について

YNKでは江戸時代、町人や商人が集まり、食文化・アート文化などさまざまな文化が形成された。本マップは、江戸時代から続く文化や現在のYNKの様子を歩行者の視点に立ってわかりやすく表現したイラストデジタルマップである。
本マップ内にはアートスポットや江戸からの歴史が楽しめるスポット、YNKの人々と交流できるコミュニケーションスポットやショップ等が掲載され、掲載情報は日本語のほか英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語に対応する。また、位置情報サービスと連携させることで、近くにどんなおすすめ情報があるのか一目で確認できる。本マップを利用するユーザーの回遊データは個人を特定できない形で収集・解析され、本マップのコンテンツ拡充や観光施策の実施などに活用される予定である。

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