お買物の非効率を再価値化。新たな生成AIレコメンド「コトタグ®」をローンチ

~食品スーパーにおいて約7割のお客様はその日の買物計画は非計画であることに着目~消費者の「レコメンド疲れ」を解消し、生成AIが「考える買い物」をサポートする新サービス

株式会社スコープは、AI活用型新規事業開発や、レコメンドアルゴリズム開発を活用した情報提供サービスを行うLighthouse株式会社と共同で、買物の楽しさを再発見するための新たなレコメンドアルゴリズム「コトタグ®」を開発した。
昨今のDX社会において、消費者は「レコメンド疲れ」を起こしていると言われている。「コトタグ®」は従来の購買履歴や属性データをソースとした効率性を追求する無機質な単品のレコメンドによる買物から、「考える思考」を刺激し、お客様の「今日の買物どうしよう」を支援するようなレコメンドを提供し、エンターテインメントとしての「カイモノ」へと進化させるサービスとなっている。
出典元:プレスリリース
テクノロジーの発展と共にお客様は考えなくても自分に最適な商品が提案され、効率的に買物をできるようになった。しかし、なぜかいまだに食品スーパーにおいて約7割以上のお客様がその日の買物計画は非計画であるとも言われている。そこには、お客様が売場で”考えたい”や”新たな商品と出会いたい”という非計画に対する価値観があると考えられる。
出典元:プレスリリース

■スコープとLighthouseそれぞれの強み

スコープは、長年、小売におけるプロモーション支援活動を行ってきた。その間に蓄積した提供シーンを訴求するタイトルやコピー等の表現、言葉をデータベース化しており、このデータを教師データとしてLighthouseが得意とするAI活用型事業開発やレコメンドアルゴリズム開発のノウハウを活用し、「コトタグ®」は誕生した。
開発担当者であるチラシディレクターは、長年の技術をもった販促担当者や店長の言葉には潜在的な食卓のニーズを呼び起こす力があると確信していた。

「コトタグ®」はスマートフォンやスマートカートを通じて、お客様に「考える」余地を提供し、あらゆる選択肢やアイデアを提示する。これにより、ユーザーは買物を単なる行為から、想像力を膨らませる楽しい体験へと変えることができる。この部分が従来の生成AIを活用したサービスと大きく異なる点となっている。
生成AIや大規模データ処理技術は、便利や効率性と親和性が高いが、スコープとLighthouseはこの技術を「楽しさ」や「衝動」、さらには「非効率」を創造するために活用することで、「考える」を刺激し、エンターテインメントとしての「カイモノ」へと進化させている。

従来の生成AIに「考える」という付加価値をプラスしたサービス「コトタグ®」は2024年11月現在、特許出願の準備として仮出願を完了し、「コトタグ®」として商標登録も完了している。

現在、本サービスは事業化へ向けて、これまでピピットセルフや香りリテールメディア等のタッチポイントを活用したリテールメディアプラットフォームを推進する東芝テック株式会社、流通業をデータで支援するPROMOCORE®を運営するTOPPANデジタル株式会社、バスケットメディアを創造し、活用することによって、毎日の買い物体験をより楽しく、よりお得に、よりワクワクするものにしていくメディア開発を行うネイビー株式会社と実装に向けた協議、検討を重ねており、近々サービスのご案内をさせる予定である。

※本サービスの概要について、「スコープ販促創造研究所」HPにコラムも存在する。
https://sp-lab.scope-inc.co.jp/articles/koto-tag-future-of-retail/

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