埼玉新都市交通が管理する月極駐車場で短期の貸し出しを本格開始

~ハッチ・ワークの「アットパーキングウィークリー」導入で利用者の利便性向上へ~

株式会社ハッチ・ワークは、埼玉新都市交通株式会社が管理する月極駐車場を対象に、月極駐車場のシェアリングサービス「アットパーキングウィークリー」の導入を開始した。
従来の月極契約に加えて、空きの期間中に「1週間単位」のほか「数日、1日、1か月単位」といったさまざまな短期の利用が可能になることで、利用者の利便性が向上する。

■導入の背景

埼玉新都市交通は、高架下を中心に約900台の月極駐車場を管理している。好立地でアクセスに優れた駐車場が多いことから、月極契約だけではなく、短期で利用を希望する問い合わせが一定数ある。近隣の工事期間中や、家族の帰省、一時的な来訪者といった、さまざまな利用希望の相談を受け、その都度対応していた。
しかし、従来の手続きは時間を要するため、「すぐに使いたい」という利用者のニーズに応えることができず、双方の利便性向上が課題となっていた。
これらの解決策として、このたび「アットパーキングウィークリー」の導入に至った。埼玉新都市交通とハッチ・ワークは、引き続き月極駐車場の利用者サービスの向上に努める。

■「アットパーキングウィークリー」の特徴

ハッチ・ワークが提供する月極駐車場シェアリングサービス「アットパーキングウィークリー」は、管理会社向け月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」の新機能として、2024年3月から本格提供を開始している。
「アットパーキングウィークリー」:https://weekly.at-parking.jp/
出典元:プレスリリース
<自動的に空きの期間を有効活用>
駐車場やバイク駐輪場を月極契約で募集しながら、募集中の空きの期間を「1週間単位」のほか「数日、1日、1か月単位」といったさまざまな短期利用の形態に転用することが可能になる。また、月極の利用契約が始まると、自動で短期利用が不可となるため、管理会社には一切の手間が発生しない。
短期利用を希望する方は、専用サイトにて希望エリアから探すことができるほか、現地のQR付き募集看板からも短期利用の可否を確認できる。キャッシュレス決済のため、簡単な手続きですぐに利用が開始できる点や、連続して利用する場合は同じ区画に駐車できる点も好評である。また、気に入った駐車場を長期で利用したい場合には、月極契約へ変更が可能である。
<多種多様な利用にも対応可能>
「アットパーキングウィークリー」は、借り方の多様化に加え、シェアカーやキッチンカーといった、今後増えるとされるさまざまなモビリティの利用にも対応しており、ハッチ・ワークが提唱する「ファーストワンマイルステーション構想」実現の重要なファクターの一つと位置づけている。

■「ファーストワンマイルステーション構想」

ハッチ・ワークが提唱する「ファーストワンマイルステーション構想」は、少子高齢化などの社会課題が叫ばれるなかで、周辺住民や来訪者の利便性向上を目指し、生活に隣接するエリア<=ファーストワンマイル>にある月極駐車場を再定義することで、駐車場としての利用はもちろん、各種モビリティサービスの拠点<=ステーション>となり得るネットワークの構築を目指したものである。モビリティを活用したさまざまなサービスプロバイダーが集まることで、月極駐車場はより豊かな社会の実現を下支えすることができると考えている。
出典元:プレスリリース

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