メルペイのダウンロード方法は?使い方やキャンペーンについて解説

フリマアプリの「メルカリ」と連携したスマホ決済サービスが「メルペイ」です。メルカリの売上金をスマホ決済に利用できるため、「メルカリ」ユーザーにはとても便利です。ダウンロードの方法から使い方、各種キャンペーンについて解説していきます。

メルペイとは

メルペイはフリマアプリの「メルカリ」と連携した決済サービスです。他のスマホ決済アプリとの大きな違いは、メルカリアプリの機能の一部としてメルペイがある点です。そのため、「メルペイ」という独立したアプリがあるわけではありません。ただ、使い方は他のスマホ決済アプリと大きな違いはありません。店頭での支払いではQRコードの読み取り、もしくはスマホ上に表示したバーコードを読み取ることで行い、さらに「iD」と連携させることが可能で、非接触型決済(非接触IC決済)としても利用できます。「メルカリ」の利用者が増え、メルペイを活用するユーザーも増加しています。そこでメルペイの使い方や実施されているさまざまなキャンペーンについて解説していきます。

メルカリアプリからスマホ決済できるサービス

「メルカリ」はスマホで利用できるフリーマーケットアプリです。商品を売りたい人なら誰でも出品が可能で、誰でもその商品を購入することができます。こうした個人売買のサービスとして、オークションサービスが有名でしたが、同サービスでは購入希望者が入札を行い、最も高い金額を入札した人が購入する権利を得ますが、メルカリでは出品時の価格から値上がりすることはありません。また、すぐに購入できるのもメルカリの特徴です。そんなメルカリアプリの機能のひとつがメルペイで、メルカリでの取引で得た売上をチャージ(もしくは銀行口座からチャージ)して、メルカリ内での買い物に利用できるだけではなく、170万カ所以上あるという街の加盟店での買い物にも使うことができます。

メルカリの売上金が使える

メルペイの特徴のひとつとして、メルカリの売上金が使える点があげられます。メルカリに出品した物が売れると、販売手数料を差し引いた金額を受け取ることができます。この売上金でポイントを購入すると、そのポイントを使ってスマホ決済ができる仕組みになっています。1ポイント=1円という計算になっています。そのため、メルカリに頻繁に出品し、売上のある人にとっては、街のお買い物でも利用でき、とても便利なサービスだと言えます。

ちなみに、メルペイのポイントには売上金で購入する有償ポイントと、友達招待キャンペーンなどでもらえる無償ポイントがあります。どちらもメルカリでの買い物に使ったり、街の加盟店での支払いに利用できますが、有効期限に違いがあります。有償ポイントの有効期限が購入日から365日なのに対して、無償ポイントは獲得日から180日となっています。

多くのスマホ決済アプリでは、支払いに利用すると額に応じて、0.5%〜1.5%程度がポイント還元されますが、メルペイではポイント還元がありません。

メルペイダウンロードの前に知っておきたい特典は?

メルペイにはポイント還元がないため、他のスマホ決済よりも魅力に乏しいと感じてしまう人もいるかもしれません。ただ、お得に利用できるキャンペーンを頻繁に実施しています。メルペイをダウンロードする前に、どんな特典があるのか、知っておきましょう。

友達招待キャンペーン

メルペイでは、アプリの認知を広めるために、友達を招待するとポイントがゲットできる「すすメルペイキャンペーン」を定期的に実施しています。これは友達に招待コードというメルカリアプリのダウンロードをすすめる案内を送り、新規登録まで行うと招待コードを送ったユーザーはもちろん、招待コードを受け取って登録を行った友達もポイントがもらえるというキャンペーンです。

条件を満たすと、ひとりにつき500ポイント(10人分まで)が付与されるケースが多く、非常にお得なキャンペーンとなっています。

招待コードキャンペーン

招待コードキャンペーンとは過去に行われたキャンペーンのひとつですが、期間中にメルカリアプリをダウンロードし、さらに登録時に招待コードを入れると、ポイントがプレゼントされるといったものです。こちらも招待コードを使って登録するだけでポイントがゲットできるため、とてもお得なキャンペーンだと言えます。定期的に実施しているため、メルカリからのアナウンスをチェックしておきたいところです。

メルペイの使い方

メルカリのユーザーを中心に、お得に利用できるメルペイですが、ここからはメルペイを利用してみたい人に向けて、一からアプリの使い方を解説していきます。

1.メルカリアプリをダウンロードしよう

メルペイを使うときには、まず自分のスマホにメルカリアプリをダウンロードする必要があります。App StoreもしくはGoogle Playにアクセスし、メルカリのアプリをダウンロードします。App StoreやGoogle Playでアプリを検索する際には「メルペイ」ではなく、「メルカリ」で探すことが重要です。あくまでメルペイはメルカリアプリのサービスのひとつです。

なお、ダウンロードする際には4G/LTE、できればWi-fiに接続できる環境でダウンロードしましょう。データ通信の料金や容量の問題から、Wi-fi接続でダウンロードしたほうが良いでしょう。

メルカリアプリをダウンロードできないときは?

メルカリアプリがダウンロードできない、そんなときは、スマホのデータ容量を確認しましょう。画像や動画を大量に保存していると、ダウンロードに必要な空き容量が足りず、ダウンロードできないことがあります。また、ダウンロードする際の通信環境も重要です。4G/LTEもしくはWi-fiに接続できる環境でダウンロードしましょう。データ通信の料金や容量の問題から、Wi-fi接続のほうがベターです。そのほかスマホに搭載されているOSのバージョンが古い場合には、アプリを起動する環境が整っておらず、ダウンロードできないこともあります。

メルカリアプリは、AndroidスマホならAndroid 5.0以上、iPhoneならiOS 11.0以上が推奨環境となっています。最新のOSにアップデートしてからのダウンロードしましょう。

2.アカウント登録をしよう

メルカリアプリをダウンロードしたら、次は会員登録を行います。Apple IDでサインアップする、Facebookで登録する、Googleで登録する、そしてメールアドレスでの登録が選べます。もし、友達から招待コードをもらっているのなら、忘れずに招待コードを入力しましょう。500ポイントを獲得することができます。

3.支払方法を選択しよう

会員登録が終わったら、支払い方法を選択して、利用していきましょう。メルペイにはいくつかの支払い方法が用意されており、ユーザーは自分で選ぶことができます。

メルカリの売上金で支払う

メルペイは、メルカリの取引で得た売上金でポイントを購入し、支払いに利用することができます。メルカリに出品した物が売れると、販売手数料を差し引いた金額を受け取ることができるのですが、この売上金をそのままメルペイとして利用することはできず、売上金でポイントを購入することで、スマホ決済に利用することができます。1ポイント=1円という計算になっています。このポイントはコンビニやドラッグストアなど街の加盟店での支払いのほか、ネットショッピングでの支払いに使えます。

セブン銀行ATMや銀行口座からチャージして支払う

メルペイを使いたいけれど、メルカリでの売り上げはない。そんな人でもチャージを行うことでメルペイが利用できるようになります。メルペイのチャージには2通りの方法があります。ひとつはセブン銀行のATMからチャージする方法です。セブン銀行の口座は不要ですが、「お支払い用銀行口座の登録」または「アプリでかんたん本人確認」といった手続きが完了していないと、セブン銀行ATMでのチャージを利用できないので注意しましょう。

セブン銀行のATMでまずは「スマートフォンでの取引」をタップします。そして、自身のスマホのメルカリアプリを開き、メルペイをタップしておきます。次に「読み取り」というボタンをタップすると、ATMの画面にQRコードが表示されます。このQRコードをスマホのカメラで読み取ると、スマホに4桁の数字が表示されます。その番号をATMに入力し、確認をタップします。続いてATM画面に従って、チャージしたい金額を投入します。現金を投入すると、スマホに通知が届き、メルペイを使うことができるようになります。

メルペイスマート払いで支払う

メルペイには、残高のチャージが不要な支払い方もあります。それが「メルペイスマート払い」です。これは使った分だけ翌月末にまとめてコンビニで支払いをするというもので、クレジットカードのように買い物時には手元にお金がなくても、ほしいものを購入することができます。メルカリでの支払いはもちろん、街のお店でも利用することができます。利用の上限額を設定できるので、使いすぎてしまう心配もありません。メルペイ残高もしくは自動引落としで清算すれば手数料もかかりません。ただ、18歳未満のユーザーは利用できないため、注意が必要です。利用にあたっては本人確認が必要で、支払い用の銀行口座の登録か、アプリで「かんたん本人確認」を行います。

メルペイスマート払いを設定するには、メルペイのページにある「使い方」の「メルペイスマート払い」をタップします。すると「設定を始める」という表示が出るので、案内に従って、設定をしていきます。最後に「利用上限金額を設定」すれば完了となります。

4.メルペイで支払いをしてみよう

では実際にメルペイの使い方を見ていきましょう。メルペイを街のお店で利用する際には、QRコード・バーコードで支払う、もしくは、iDで支払うという二つの方法があります。どんな手順なのか、解説します。

QRコード・バーコードで支払う

「メルペイ」の加盟店を示すマークのあるお店では、QRコード・バーコードで支払うことができますが、自分でコードを読み取るか、お店にコードを読み取ってもらうかのどちらかを選ぶことができます。自分でコードを読み取る場合には、支払い時に「メルペイで支払う」旨を伝え、メルカリアプリを起動します。左上にある「QRコード」というボタンをタップしたらコード決済画面の下にある「QRコード読み取り」を選択し、カメラ機能で店頭に置いてある「QRコード」を読み取ります。次に「支払い金額の入力」画面で、支払い金額を入力し、「支払い金額を確認」をタップします。最後に確認画面を店員に見せ、金額が正しいことを確認してもらってから、「支払う」ボタンを押せば、支払いが完了します。

また、お店の方にスマホに表示したコードを読み取ってもらうことで、支払いをすることもできます。レジで「メルペイで支払う」ことを伝え、メルカリアプリ内の「QRコード」のマークを選択し、コード決済の画面を表示します。そのQRコードをレジのバーコードリーダーなどで読み取ってもらえば、支払いが完了します。

iDで支払う

iDはNTTドコモが提供している電子マネーサービスですが、メルペイもこのサービスに対応しています。アプリを立ち上げる必要がなく、iDでの決済を設定してあれば、店頭でスマホを専用の端末にかざすだけで、支払いが完了します。店頭に「iD」ステッカーが貼っている加盟店なら、どこでも利用ができ、その数は全国100万店以上です。

設定方法はスマホのOSによって異なりますが、iPhoneならメルカリアプリを起動し、「メルペイ」のボタンをタップします。続いて「iD」のマークをタップし、設定をはじめます。設定が完了したら、iPhoneに情報を追加します。WALLETアプリの通知が届けば設定は完了です。
メルペイはフリマアプリのメルカリと連携した独自のスマホ決済です。メルカリの売上金からチャージができるため、メルカリユーザーにはとても使いやすいアプリだと言えます。QRコード・バーコード決済だけではなく、タッチするだけで支払いが完了するiDにも対応している点も見逃せません。

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