Today's PICK UP

クラウドファンディングのやり方とは?プロジェクト成功のコツも紹介

金融機関の融資とは違い、不特定多数の人から資金や支援を集められるクラウドファンディングは、多くの媒体で利用されています。スムーズにプロジェクトを進められるよう、ここではクラウドファンディングの種類ややり方を説明します。
「クラウドファンディングで理想とするプロジェクトを実行したい」
「クラウドファンディングのやり方が分からなくて、先に進めない」

このように、クラウドファンディングのやり方に悩んだ経験はありませんか?資金調達にもさまざまな方法がありますが、クラウドファンディングは銀行などの金融機関からの資金調達とは大きく異なります。クラウドファンディングでは十分な収入や担保がなくても始められるものが多いので、誰でも夢を実現できるチャンスを得られるというメリットがあります。

しかし、プロジェクトを計画的に進めるためには、クラウドファンディングに関する適切な知識を持っておかなければなりません。そこで今回は、クラウドファンディングの種類ややり方、プロジェクトを成功させるコツなどを詳しく説明します。

まずはクラウドファンディングについて知っておこう

クラウドファンディングとは、個人やグループ、企業などが実現させたい夢をインターネット上で伝え、その夢に共感した人から資金や支援を集める方法です。

たとえば、「地元の農業の魅力を伝えて、生産した農作物を全国の幅広い人々に手に取ってもらいたい」と考える場合、個人の力では収穫や梱包、出荷などの作業をおこなうのには限界があります。クラウドファンディングで支援者や資金を募れば、そのプロジェクトに共感した人たちが作業を手伝ってくれたり、資金を援助してくれて出荷に必要なコストをまかなえるようになるかもしれません。

身近な人に頼んでも人手が足りなかったり、「そもそも頼る人がいないと」いう人でも、クラウドファンディングで不特定多数の人に情報を拡散することで支援の輪を広げることが可能です。場合によってはプロジェクトに精通した知識や技術を持っている人が支援してくれるため、夢の実現に向けて大きな手助けとなるでしょう。

クラウドファンディングについて参考記事はコチラ

クラウドファンディングの4つの種類とは?

一言で「クラウドファンディング」といっても、その種類はさまざまなので、適切にクラウドファンディングを利用しなければうまく支援を集められなくなるかもしれません。クラウドファンディングの種類には、次の4つがあります。

・寄付型クラウドファンディング
・購入型クラウドファンディング
・融資型クラウドファンディング
・投資型クラウドファンディング

これらの種類ごとの特徴を理解しておけば、利用すべきクラウドファンディングを選びやすくなります。以下では、クラウドファンディングの種類について詳しく説明します。

寄付型クラウドファンディング

寄付型クラウドファンディングは、その名の通り募金のように寄付金を集めてプロジェクトの実現を目指すタイプのクラウドファンディングです。具体的なプロジェクトとしては、被災地や発展途上国への支援などが挙げられます。プロジェクトの起案者に対して寄付をするだけなので、リターンがないことがほとんどです。しかし、プロジェクトの起案者によっては、お礼の手紙やメールの送信、支援者に対する活動状況の報告など誠意を表す人もいるようです。

寄付金を集める仕組みはクラウドファンディグのサイトによって異なり、一定期間に限定して寄付金集めるタイプもあれば、毎月寄付金を募集できるタイプのものもあります。現金ではなくポイントで寄付できるものもあるので、複雑な手続きを省いて支援者が寄付しやすいようにすることも可能です。

購入型クラウドファンディング

購入型クラウドファンディングには、支援金を集めることによって商品やサービスの開発をおこない、支援者に対してリターンをするという特徴があります。これまでになかった新しい商品を提供したり、一般的に販売される商品を先行して割安価格で提供したりするなど、さまざまなタイプのリターンが用意できるのが魅力です。

また、日本では購入型クラウドファンディング事業者が多いのも特徴です。特別な免許や資格を持っていなくても、さまざまな媒体でプロジェクトを開始できるので、誰でも気軽に夢の実現にチャレンジできるのもメリットです。

融資型クラウドファンディング

融資型クラウドファンディングは、金融商品取引法の登録や第二種金融商品取引法業者への登録、貸金業者への登録など手続きが必要になるため、法人でなければ発案者になれません。プロジェクトで集められた資金は、クラウドファンディング事業者が仲介となって融資や利息の支払いをおこないます。

また、平均的な利回りが8~9%程度となっているのも、融資型クラウドファンディングの特徴です。リスクはあるものの、うまくプロジェクトが進めば高いリターンが見込めるので、融資を検討する支援者は多いでしょう。

投資型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディングは、特定の企業に対して資金を投資するタイプのクラウドファンディングです。購入型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディグとは違い、投資に対する分配金を主なリターンとしているのが特徴です。

企業は、投資型クラウドファンディングを始める際に、第二種金融商品取引業の登録や事業計画書、決算書といった準備をしなければなりません。場合によっては売上をうまく出せず、支援者へのリターンが元本割れしてしまう危険性があるので、十分にリスクを説明しておく必要があります。

クラウドファンディングのやり方を紹介

クラウドファンディングのやり方を知るためには、次の6つの流れを知っておく必要があります。

1.プロジェクトの計画を立てる
2.プロジェクトを掲載する媒体を選ぶ
3.プロジェクトの内容を登録する
4.審査が終わったら積極的に情報発信する
5.プロジェクトの途中経過を随時報告する
6.プロジェクトが終了したら支援者にお礼をする

これらの流れをもとにプロジェクトを進めていけば、スムーズに資金を調達できるようになるでしょう。ここからは、クラウドファンディングのやり方を詳しく説明します。

プロジェクトの計画を立てる

クラウドファンディングで資金を調達する場合、まずはプロジェクトの計画を立てる必要があります。プロジェクトの計画によっては、支援者に魅力を感じてもらえず思ったように資金が集まらなくなる可能性があります。

計画を立てる際は、プロジェクトが分かりやすくなっているか、目標や資金のつかい道が明確になっているかという点を意識しておきましょう。計画に具体性があればあるほど支援者に納得してもらいやすくなるため、資金調達後のトラブル防止につながります。

プロジェクトを掲載する媒体を選ぶ

プロジェクトの計画が立案できたら、次に、プロジェクトを掲載する媒体を選びます。

日本国内にはさまざまなクラウドファンディングの媒体があるため、実施するプロジェクトの種類に適した媒体を選ぶことが大切です。たとえば、町おこしに特化した媒体や、モノづくりに特化した媒体などがあります。プロジェクトを掲載する媒体によって必要とする支援の集めやすさが大きく変わるので、媒体ごとの特徴をよく理解しておきましょう。

プロジェクトの内容を登録する

プロジェクトを掲載する媒体が決まったら、実際に氏名や企業名などの情報を登録したうえでプロジェクトを投稿します。なぜプロジェクトを実施しようと思ったのか、プロジェクトを通してどのような目的を達成したいのか、プロジェクトで集めた資金をどのように利用したいのか、といった点を分かりやすく記載しておくことによって、プロジェクト見た人に共感してもらいやすくなるでしょう。

また、写真や動画などを活用して、プロジェクトを視覚的にアピールするのも効果的です。必要に応じてプロのカメラマンや編集者に依頼するのも良いでしょう。

審査が終わったら積極的に情報発信する

プロジェクトを登録すると、クラウドファンディング媒体に掲載する前に審査を受けることになります。記載されている内容に虚偽がないか、実現する可能性が高いかどうかなど、クラウドファンディング媒体ごとの基準に沿って審査が進められます。

登録したプロジェクトの審査が通れば、いよいよプロジェクトが公開されます。プロジェクトの内容や支援を求めている旨をSNSやブログなどで積極的に情報発信して、より多くの人の目に触れるようにすることが大切です。

プロジェクトの途中経過を随時報告する

クラウドファンディングは、プロジェクトを掲載したら終わりではありません。

現在どれくらいの支援金額が集まっているのか、プロジェクトの達成に向けてどのような取り組みをしているのかなどの情報を定期的に支援者に届けましょう。支援者がプロジェクトの進捗を把握できるだけでなく、プロジェクトが達成するまでの過程を安心して見守れるようになります。

プロジェクトが終了したら支援者にお礼をする

プロジェクトの期間が満了して支援金額が集まれば、クラウドファンディングの媒体に手数料を支払い、残りの金額を受け取ります。「All or Nothing」のタイプでは、目標とする支援金額が集まらなかった場合、集められた金額が全額支援者に払い戻されます。

プロジェクトを達成できたかどうかにかかわらず、支援してくれた人たちに感謝の気持ちを伝えられるよう、プロジェクトの掲載ページにメッセージを残しましょう。もし十分な支援金額が集まった場合は、あらかじめ立案した計画に沿って行動に移すことになります。

クラウドファンディングを成功させるコツとは?

不特定多数の人から支援を集められるクラウドファンディングですが、十分な支援を集められる人もいれば、思ったように支援が集まらずにプロジェクトが失敗してしまう人もいます。クラウドファンディングを成功させるためには、次のコツを知っておくことが大切です。

・支援したくなるようなプロジェクトにする
・適正の目標金額を設定する
・プロジェクト内容をしっかり拡散させる
・これまでにない新しいプロジェクトにする

これらのコツを理解したうえでクラウドファンディングで支援を求めれば、追いかけてきた夢を現実のものにしやすくなるでしょう。ここからは、クラウドファンディングを成功させるコツを掘り下げて説明します。

支援したくなるようなプロジェクトにする

プロジェクトの内容が思わず支援したくなる内容になっていれば、おのずと多くの支援が集まっていくでしょう。プロジェクトの内容も大切ですが、プロジェクトを起案した人がどのような人物なのか、信頼できる人物なのかといった点が伝わるようにしておくことも重要です。たとえば、起案者の経歴を掲載したり、これまでの活動実績を掲載したりすることが挙げられます。

起案者のことを知らない人であっても「応援したい」と思われるような、共感性や信頼性の高いプロジェクトを計画すると、クラウドファンディングを成功させやすくなるでしょう。

適正の目標金額を設定する

なるべく多くの金額を集めれば、それだけプロジェクトを円滑に進められるようになります。しかし、あまりにも設定する目標金額を高くしすぎてしまうと、達成が難しくなってしまいます。

もしも設定した目標金額を上回る支援が集まった場合、それだけ多くの支援金を受け取れることになるため、妥当な目標金額を設定するよう意識しておきましょう。また、目標金額を達成した場合、クラウドファンディングの媒体に手数料を引かれた金額が手元に残ることになるため、手数料意識した目標金額の設定も重要です。

プロジェクト内容をしっかり拡散させる

なるべく多くの人にプロジェクトのことを知ってもらうためには、プロジェクトの内容を拡散させることも大切です。たとえば、プレリリースで報道関係者の取材を受けたり、SNSを利用して情報拡散するなどの方法が挙げられます。

SNSの場合、投稿内容によっては情報が爆発的に拡散して、一気に必要な支援金額が集まる可能性があります。SNSごとの特徴やユーザー層、効果的な活用方法などをしっかり情報収集したうえで、適切に情報発信できるようにしておきましょう。

これまでにない新しいプロジェクトにする

世の中には多くのモノや情報であふれかえっているため、今までなかった斬新なモノや新たなサービスなど、プロジェクトが画期的なものほど支援を集めやすくなります。

プロジェクトを見た人が、「ぜひ手に取ってみたい」や「プロジェクトが達成したときの成果を見てみたい」と思うような内容にすることも、クラウドファンディングを成功させるために重要だといえるでしょう。

クラウドファンディングを始める際の注意点

計画通りにプロジェクトを進めるためには、クラウドファンディングの注意点をおさえておく必要があります。

以下では、クラウドファンディングを始める際の注意点を詳しく説明します。

目標金額に達成しない場合がある

クラウドファンディングで支援を集めれば、ある程度の資金を集められるかもしれません。しかし、必ずしも目標金額に達成するわけではないため、プロジェクトが失敗するリスクがあることも意識しておく必要があります。

クラウドファンディングの成功率を提示している媒体はありませんが、達成率が3割弱であるという情報もあるようです。実際に目標金額を達成できるかはプロジェクトを始めてみなければわかりません。

集まった資金が入金されるまでに時間がかかる

融資では、融資が決まった時点でスムーズに資金が振り込まれることが多いです。しかし、クラウドファンディングでは、たとえ資金が集まっても、実際に支援金額が入金されるまでに数か月程度かかます。

場合によっては、当初計画したスケジュールで計画を進められなくなる危険性があるので、クラウドファンディング媒体の担当者としっかり打ち合わせをしておくことが大切です。

まとめ

ここでは、クラウドファンディングの概要や種類、プロジェクトを成功させるコツや注意点を説明しました。

クラウドファンディングの媒体にはさまざまな種類があり、掲載されているプロジェクトの種類も多岐にわたります。実際にどのようなプロジェクトが掲載されており、目標金額を達成しているプロジェクトにはどのような特徴があるのかを情報収集しておくと、今後のプロジェクト進行に役立てられるでしょう。

参考記事はコチラ

人気記事

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookが社名を変更し、中核事業に据えるほど力を入れる「メタバース」。2021年8月にはグリー株式会社が、今後2~3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すと発表しましたが、その中核を担うのが、グリー株式会社の子会社であり、これまでバーチャルライブ配信アプリを手がけてきたREALITY株式会社です。今回は、そんな同社の代表を務めるDJ RIO氏にインタビュー。そもそもメタバースとは何なのか。なぜこんなにも注目が集まっているのか。メタバースは、世界のあり方をどのように変えるのか。メタバース初心者のビジネスパーソンには必読のインタビューです。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

100人100通りの働き方を実現するには「自立と議論」が必須。サイボウズ社長 青野慶久氏と立教大学ビジネススクール田中道昭教授が考える多様性の時代【前編】

100人100通りの働き方を実現するには「自立と議論」が必須。サイボウズ社長 青野慶久氏と立教大学ビジネススクール田中道昭教授が考える多様性の時代【前編】

勤務場所も労働時間もすべて社員の裁量に任せ、副業も可能。サイボウズは100人100通りの働き方を実現するべく、率先して働き方改革に取り組んでいます。コロナ前よりリモートワークを実施していたことでも知られ、現在の出社率はわずか10数%ほど。しかし、その自由な働き方は責任と表裏一体であることも事実です。サイボウズ株式会社の代表取締役社長を務める青野 慶久氏が考える多様性や自由と責任について、立教大学ビジネススクール田中道昭教授がお話を伺います。

デジタル時代に銀行はどう生き残るのか【みんなの銀行 横田氏×GMOあおぞらネット銀行  金子氏】

デジタル時代に銀行はどう生き残るのか【みんなの銀行 横田氏×GMOあおぞらネット銀行 金子氏】

金融再編、異業種からの金融業参入、DX加速――。銀行を取り巻く環境は、目まぐるしさを増すばかりです。この変化の激しさは、おおよそ150年前、日本に銀行が生まれて以来の大きなうねりとも言えるでしょう。金融業界にもグローバルの視点が欠かせなくなったいま、日本の銀行がさらなる飛躍と進化を遂げていくためには、どのような心構えで臨む必要があるのでしょうか。 今回、ふくおかフィナンシャルグループ傘下であり、日本初のデジタルバンクとして2021年5月にサービスをスタートした、株式会社みんなの銀行 取締役頭取である横田 浩二氏と、「No.1テクノロジーバンク」を標ぼうし、既存銀行にはない革新的なサービスを矢継ぎ早に生み出し続けている、GMOあおぞらネット銀行株式会社 代表取締役会長 金子 岳人氏の対談が実現。長い歴史とドメスティックな環境で閉ざされてきた日本の銀行に風穴を開けようとするお二人に、未来型の銀行について語っていただきました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

【Netflix徹底解剖】Netflix4.0、世界最先端のDX戦略を追う

【Netflix徹底解剖】Netflix4.0、世界最先端のDX戦略を追う

全世界での有料会員数が2億人を突破。飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続ける企業、Netflix。現在の利用者の中には、彼らの事業が店舗を持たないDVDオンライン郵送サービスからスタートしたことを知らない人もいるかもしれません。1997年、小さなスタートアップ企業として創業したNetflixはその後、DVDレンタルのサブスクリプション、動画ストリーミング配信のサブスクリプション、そして動画オリジナルコンテンツの配信と、デジタルを基盤に着実にビジネスを変革し、今や皆さんご存知の通り、デジタルコンテンツプラットフォームの王者へと成長を遂げています。今回の「世界最先端のデジタルシフト戦略」vol.4では、そのビジネストランスフォーメーションの変遷を立教大学ビジネススクール 田中道昭教授に徹底解剖していただきます。小さなスタートアップ企業であったNetflixがいかに王者となれたのか。その変革の奥にある秘訣とは。DXに取り組む日本企業も見習うべき一貫した姿勢に迫ります。

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

生産労働人口の減少を受け、日本企業はいよいよ生き残りをかけたデジタル化に取り組まなければいけないと言われるフェーズに入ってきました。とはいえ、それができている企業とそうでない企業との差が激しくなっているのも現状です。 そんななか、ホームセンター大手カインズでは、40年かけて積み重ねてきたホームセンターとしてのあり方を見直し、IT小売企業として生まれ変わろうとしています。カインズでデジタル戦略本部長を務め、戦略の指揮をとる池照 直樹氏に、同社のデジタル戦略についてお話を伺いました。 前編は、カインズがどのようにしてデジタル化を実現させていったのか、具体的な取り組みを交えてお届けします。

コロナ禍でラジオが復権!? 民放ラジオ業界70年の歴史を塗り替えたradiko(ラジコ)の「共存共栄型 DX」とは

コロナ禍でラジオが復権!? 民放ラジオ業界70年の歴史を塗り替えたradiko(ラジコ)の「共存共栄型 DX」とは

Clubhouseをはじめ、新勢力が次々と参入し、拡大を見せる音声コンテンツ市場。その中で、民放開始から70年の歴史に「大変革」を巻き起こしているのが“ラジオ”です。放送エリアの壁を取り払う、リアルタイムでなくても番組を聴けるようにするといった機能で、ラジオをデジタル時代に即したサービスに生まれ変わらせたのは、PCやスマートフォンなどで番組を配信する『radiko(ラジコ)』。今回は、株式会社radiko 代表取締役社長の青木 貴博氏に、現在までのデジタルシフトの歩みと将来の展望について、お話を伺いました。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

Makuake、メルカリ、Sansan。三つの事例から考える、ゲーム・チェンジャーのデジタルシフト戦略。早稲田大学ビジネススクール 内田和成教授×立教大学ビジネススクール 田中道昭教授 後編

Makuake、メルカリ、Sansan。三つの事例から考える、ゲーム・チェンジャーのデジタルシフト戦略。早稲田大学ビジネススクール 内田和成教授×立教大学ビジネススクール 田中道昭教授 後編

デジタルシフト時代の今、業界構造を大きく変革しながらゲーム・チェンジを図る企業および事例は多くあり、業界内のことだけを考えていては、企業は生き残っていけません。近年、多く見られる異業種からの競争戦略を、2009年刊行の『異業種競争戦略』および2015年刊行の著書『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』でかねてより紹介・分析してきたのが、早稲田大学ビジネススクール教授であり、かつてはボストンコンサルティンググループの日本代表も務めていらした内田和成氏。今回は、「ゲーム・チェンジャーのデジタルシフト戦略」と題し、2021年現在のビジネス動向を加味しながら、デジタルシフト時代に求められるゲーム・チェンジャーのあり方を、立教大学ビジネススクール 田中道昭教授とともに読み解いていただきます。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

生産労働人口の減少を受け、日本企業はいよいよ生き残りをかけたデジタル化に取り組まなければいけないと言われるフェーズに入ってきました。とはいえ、それができている企業とそうでない企業との差が激しくなっているのも現状です。 そんななか、ホームセンター大手カインズでは、40年かけて積み重ねてきたホームセンターとしてのあり方を見直し、IT小売企業として生まれ変わろうとしています。カインズでデジタル戦略本部長を務め、戦略の指揮をとる池照 直樹氏に、同社のデジタル戦略についてお話を伺いました。 前編は、カインズがどのようにしてデジタル化を実現させていったのか、具体的な取り組みを交えてお届けします。