サブスクのおすすめって?メリット・デメリットなどと併せて解説!
2021/2/22
サブスクリプションサービスは、現代でも幅広く利用されるようになりました。しかし、その概要やメリット・デメリットなどについて理解されている方は少ないのではないでしょうか。今回はそんなサブスクリプションサービスについて分かりやすく解説していきます。
Contents
サブスクとは?
サブスクリプションサービスの概要
もともとサブスクリプションには「予約購読」や「年間購読」といった意味がありましたが、近年においては「定額制のサービス」として認識されるようになりました。ソフトウェアを基礎としてIT業界で普及していた契約方式でしたが、現在においては様々なジャンルにおいて活用されています。
レンタルサービスとの違い
また、レンタルにおいては利用する商品が限定されていますが、サブスクリプションでは利用する商品自体が変更することもあります。
例を挙げれば自動車のサブスクリプションなどが分かりやすいでしょう。自動車のサブスクでは、利用者の希望によって乗車する車を変更できます。このように、利用する商品の中身が変わることも、サブスクリプションサービスの特徴であると言えるでしょう。
ユーザー側から見たサブスクのメリット・デメリット
以下ではユーザー側のメリット・デメリットを解説していきます。
ユーザー側から見たサブスクのメリット・デメリット | |
メリット | デメリット |
・メンテナンスを受けることができる
・導入コストが安い
・合わないサービスは解約できる
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・長い目で見ると、高額の費用になる
・モノを所有できない
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メリット
メンテナンスを受けることができる
導入コストが安い
また、サブスクの月額料金には税金や保険料などの費用もあらかじめ含まれているため、支払いが基本一定であるということもメリットでしょう。サブスクであれば、毎年保険などにどれほどのコストが掛かるのかを計算する必要もありません。
合わないサービスは解約できる
デメリット
長い目で見ると、高額の費用になる
そのため、もしサービスを長期間利用する場合には商品買い取りが行えるサービスか、サブスクではない形のサービスの方がおすすめであると言えるでしょう。
モノを所有できない
例えば、アップルミュージックなどは期間終了と同時に音楽を聴くことができなくなってしまいます。このように、限られた期間中しか利用できないという点においては、サブスクのデメリットと言えるでしょう。
提供者側から見たサブスクのメリット・デメリット
提供者側から見たサブスクのメリット・デメリット | |
メリット | デメリット |
・安定的に収入が得られる
・継続的なユーザーを獲得できる
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・導入直後は収入が低下する
・導入時に手間が掛かる
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メリット
安定的に収入が得られる
通常のサービスであれば毎月の売上も変動するので、翌月の収入がどれほどになるのか分からないことも多いです。しかし、サブスクリプションサービスであればある程度翌月の収入を計算することができるので、提供者側からすればメリットとなります。
例えば、月間の利用額が1,000円のサービスがあり、登録者が100人いた場合には翌月の売上も10万円ほどの売上を見込むことが可能です。そのため、予算の計画も立てやすくなるでしょう。また、解約者数も明確に把握することができるので、売上の差し引きも行いやすいです。
このように、収入面で安定することは、サブスクリプションサービスを採用する上で大きなメリットと言えます。
継続的なユーザーを獲得できる
例えば、自動車のサブスクリプションサービスなどでは、一定期間の間好きな車に乗ることができるサービスも存在しています。そのようなサービスを利用すれば、契約期間の間に自分の好みの車に乗ることができ、利用者の満足度を高めることができるでしょう。
そうなれば、そのまま継続的にサービスを利用してもらえる可能性も高まり、結果的に収入につながることになるのです。また、顧客が自らの経験を通して友人などに紹介してもらうことで、さらなる顧客を獲得することも可能です。このように、継続的なユーザーを獲得できることはサブスクリプションサービスの大きなメリットであると言えるでしょう。
デメリット
導入直後は収入が低下する
また、従来のサービスを見直したり、新たな仕組みを導入することになるため、費用が掛かるのです。運営するためにもコストが必要になるので、導入直後の収入としては下がってしまうことになるでしょう。日本において完全にサブスクリプションサービスが普及していると言えない理由としては、このような短期的な収益の低下を懸念したことによるものです。
ただし、長期的に見れば導入するメリットは大いにあるため、サブスクリプションサービスを採用するかどうかは企業の実情によって判断することが肝要になるでしょう。
導入時に手間が掛かる
特に、これまでの業歴が長い会社であれば導入する際には手間が掛かるでしょう。収入を得る方法が変わってしまうために、社内での役員の説得や値段調整など、やるべきことは非常に多いです。
また、導入にあたって社内規約を変更しなければならない場合もあり、複雑な対応をすることになるでしょう。このように、導入時にはかなりの手間が掛かってしまうことは、サブスクリプションサービスのデメリットと言えます。
サブスク型のおすすめサービス
Amazonプライム
また、Amazonでは定期的にタイムセールが行われており、プライム会員に登録しておくことで限定のセールにも参加することが可能です。セールはその時の状況によってお得なものが変わりますが、特にfireタブレットや電子書籍リーダーなどは頻繁に価格が下げられているので、セール時に購入するのが良いと言えます。
Amazonプライムはとても利用しやすい価格で登録することができ、世界中で登録者数が1億人を超えるほど多くの方が利用しているサブスクリプションサービスです。気になる方はぜひ登録してみてはいかがでしょうか。
KINTO
月額利用料としても他社カーリースと比較して安価な設定となっており非常に利用しやすいサービスと言えるでしょう。
車を購入した場合には、様々な税金や任意保険、車検などの費用が必要になりますが、KINTOを利用する場合には月額料金にこれらの費用が含まれているため、このような維持費を気にしなくても良いというメリットがあります。
また、点検を行う際はトヨタディーラーで行うことができます。ディーラーで整備をしてもらいたいものの「費用も高額だし、ディーラーは敷居が高い・・・」と思われる方は多いです。確かに、ディーラーで点検や整備を行えばその他の整備工場よりも高額なるでしょう。
こういった点検や整備費用に関しても利用料に含まれているため、ディーラーでしっかりとした点検を行ってもらえることは大きなメリットと言えます。
Office365
従来、これらの機能は不正利用が多く、問題もありましたがサブスクリプション化が行われることによってその利用しやすさから利用者も増え、売上も伸びています。
もし、買切りでオンプレス型のOffice製品を導入することになれば、本来1ライセンスにつき数万円ほどの初期費用が掛かることになります。これは社員が100人在籍しているような企業においては導入するだけでも数百万円のコストが必要になることを表しています。
しかし、Office365を利用することによって大幅にコストをカットできるため、初期投資を抑えられるというメリットが存在しているのです。
また、セキュリティ面や最新の機能が利用できるなども魅力の一つで、導入すれば充実した環境で利用することができます。
まとめ
しかし、長期的に見ればかえってコストが掛かる可能性も存在しているため、導入する場合にはどれくらいの期間を利用する予定なのかをあらかじめ把握しておく必要があるでしょう。
利用すれば日々の生活をより豊かにすることができるサブスクリプションサービスですが、導入する際にはその仕組みやメリット・デメリットを把握して利用することが大切です。
上記で解説したことを参考にして、利用するかどうかを検討するようにしましょう。