
管理会社出身のテックカンパニー。不動産DXを推進する「株式会社スマサポ」 〜IPOから読み解く、デジタルシフト #4〜
多くの企業が目標の一つとして掲げ、憧れ、夢を見る言葉、「上場」。これを達成した企業は資金調達の規模が大きくなり、さらなる挑戦ができるとともに、社会的に認められたという箔が付く。何百万社とある日本企業のなかで、上場企業は約3,800社。非常に狭き門を突破した、選ばれし企業たちだ。 本記事では、デジタルシフトを実現しながら新規上場を果たした企業に焦点を当てていく。今回は、不動産DX事業を手がける「株式会社スマサポ」を取り上げる。同社は、2022年12月29日に東証グロース市場に上場した。初値は2,250円で公開価格の800円を上回った。