リモートワークで導入すべきツールの種類とは?注意点も知っておこう
2021/3/1
リモートワークでは、独自のシステムだけでなく、外部チャットやWEB会議システムなど多くのツールが利用できます。具体的なリモートワークツールの特徴について知るとともに、リモートワーク導入の注意点も知っておきましょう。
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しかしながら、今までリモートワークの経験がない企業にとっては、現状の業務をどのようにリモートワーク化できるのかアイデアに困っているかもしれません。中には、「オフィスを離れて仕事をしても、今まで通り仕事が進むのか」と不安を持つ経営者もいるのではないでしょうか。
この背景として、リモートワーク導入にあたり、具体的にどのようなツールを使用できるのか知らないことが挙げられます。
近年は、さまざまなツールを用いることで、遠隔での会議だけではなくプロジェクトの進捗確認など、業務の効率化が進んでいます。さまざまなかつツールを活用してリモートワークを推進できるよう、ここでは、リモートワークを進める際におすすめのツールを紹介します。
リモートワークで導入すべきツールの種類とは?
・ビジネスチャットツール
・WEB会議ツール
・リモートアクセスツール
・勤怠管理ツール
・バーチャルオフィスツール
以下では、リモートワークで導入すべきツールの具体例を紹介します。
ビジネスチャットツール
リモートワークでは、オフィスのように同僚の様子が分かるわけではありません。ちょっとした依頼事項や質問も、自宅からでは声をかけづらいというデメリットがあります。このような場合、ビジネスチャットツールを利用すれば、相手のオンライン・オフライン状態を見ることができ、離席情報が確認できます。メールよりも素早いレスポンスが期待できることより、社内コミュニケーションの新しいあり方として注目されています。
以下では、ビジネスチャットツールの具体例を3つご紹介します。
Slack
Slackでは、プロジェクトや顧客別などで自由に「チャンネル」というグループチャットを設定すると、後から参加した人でも履歴を見ることができたり、チャット内での検索ができたりと、つかい勝手が良いのが評判です。メールだけの引継ぎよりもスムーズに必要な情報をキャッチアップできるといった便利さもあり、アメリカではメールからSlackに移行した会社が多いともいわれています。
ChatWork
ChatWorkのポイントとしては、依頼されたタスクをTo-Doとして管理ができることです。自分用に作成したタスク、または相手から割り振られたタスクを完了させると、チャットに通知され、相手に知らせることができます。自分のやるべきことの把握や、誰かに業務を依頼をしたときの進捗確認に役立つでしょう。
LINE WORKS
LINE WORKSでは、LINEと同じように「既読」表示機能があります。相手が確認したのかどうかチェックできるため、この既読機能を活用すれば、スムーズに仕事を進められるようになるでしょう。
WEB会議ツール
WEB会議ツールは、ダウンロードするだけで導入を開始できるものが多く、導入のしやすさやコストの低さが魅力的です。以下では、WEB会議におすすめのツールを3つご紹介します。
Zoomミーティング
また、Zoomミーティングは、接続の安定性に定評があり、ストレスなく会議を進めやすいのも良いところです。多くの企業が利用しているため、Zoomミーティングをつかっていれば社外の取引先との面談もオンライン上でスムーズにおこなえるでしょう。
Skype
また、Office365を契約している場合には、Skypeのビジネスプランを利用することもできます。Microsoft Officeを採用している企業は多いため、企業のシステムとうまく連携させながらリモートワークを導入できるでしょう。
V-CUBE ミーティング
また、品質の高いの映像・音声技術を採用していることから、長時間の会議でもストレスを感じにくいのも魅力です。途中で会話や映像が途切れる心配も少ないので、しっかりと会議に集中できるでしょう。
リモートアクセスツール
ただし、ビジネスでリモートアクセスをおこなう場合は、社内のパソコンを一般回線につなぐことでハッキングされたり情報漏えいしたりするリスクが大きくなります。そのため、信頼のできるリモートアクセスツールを利用して、セキュリティを高めることが必要となります。
以下では、リモートアクセスツールのサービス例を紹介します。
TeamViewer
また、Team Viewerを活用すると、従業員のパソコンやスマートフォンの不具合に対して、社内のIT部門が遠隔操作で対応することもできます。社内サポートを充実させれば、リモートワークをスムーズに進められるでしょう。
MagicConnect
また、パソコンにプログラムをインストールするだけなので、セットアップは3分ほどで完了するという手軽さも良いところです。USBを使うだけでリモート化できるサービスもあるので、複雑な操作をすることなく手軽にリモートワークを導入できるでしょう。
勤怠管理ツール
以下では、おすすめの勤怠管理ツールを2つ紹介します。
ジョブカン勤怠管理
また、シフト制の職場においても、社員の勤務日希望をクラウド上に吸い上げシフト作成をおこなえます。作成したシフトはデータとして公開され、パソコンやスマートフォンから確認することが可能です。初期費用やサポート費用がかからないため、導入のハードルが低いのも良いところです。
人事労務 freee
金融機関レベルの強固なセキュリティがあり、最新の状態を自動でバックアップするので、 パソコンの故障などの万が一のトラブルに対応しやすいのも良いところです。
バーチャルオフィスツール
「ビジネスチャットツール」では、オフィスで交わされているようなちょっとした雑談までは文字にしづらいかもしれません。しかし、バーチャルオフィスなら気負うことなく、遠くの席にいる同僚に話しかけたり、ちょっとした疑問をシェアできたりできます。このような小さなきっかけがビジネスの新たなアイデアの創出につながるケースもあるため、さらなる活用が期待されています。
以下では、おすすめのバーチャルオフィスツールを紹介します。
SpatialChat
たとえば、集中したいときは離れて会話が聞こえないようにして、休憩や意見交換をしたいときは移動して雑談する方法が考えられます。自宅というひとつの場所にいながら疑似的に場所を移動することで気分転換できるため、孤独感を抑えてリモートワークを続けられるかもしれません。
roundz
また、「roundz」は常駐型のデスクトップアプリなので、会話を始める際に電話やチャットで事前連絡する煩わしさを抑えることもできます。割り当てたキーを押すだけで簡単・気軽にグループ会話を始められるのが良いところです。
リモートワークツールを使う際の注意点とは?
以下では、リモートワークツールをつかう際の注意点を3つ紹介します。
セキュリティ対策を充実させる
・パソコンの紛失、パスワードの漏洩
・ウイルスやマルウェアの感染
・悪意を持った第三者にネットワークに侵入される
これらの対策として、セキュリティ対策を充実させなければなりません。ハード面では、使用するリモートワークツールのセキュリティ面の確認や、セキュリティソフトの強化をおこなうことが大切です。それと同時に、個々の社員が情報やITセキュリティに対する知識・意識を高めるソフト面での対策も必要です。
従業員が納得したうえで導入する
リモートワークで業務効率化が期待できるとはいえ、従業員が納得していなければスムーズに仕事を進められません。リモートワーク導入する際は、従業員に丁寧な説明をしたうえで準備を進めることが大切です。
円滑なコミュニケーションができるようにする
従業員がうまくツールを活用して適切なコミュニケーションを取れるように、特に導入当初はつかい方のサポートを重点的におこなうのがおすすめです。