Discordとは?特徴や使用方法を徹底解説
2023/12/13
もともとゲーマー向けボイスチャットとして注目を集めていた「Discord(ディスコード)」ですが、近頃は幅広い層に親しまれ、さまざまな場面で使われることが多くなってきました。
本記事では、「Discord」の使い方や使用する際の注意点をご紹介します。
Contents
- Discordを使ってゲームをより快適に楽しもう
- Discordの簡単な歴史と特徴
- Discordはアメリカ生まれのプラットフォーム
- ゲームをしながら使える機能が多い
- オンライン・オフライン状況を確認できる
- コミュニケーション機能が充実
- 他のメンバーゲームプレイ状況を確認できる
- 複数のデバイスで利用ができる
- Discordを活用するメリット
- プライベートとネット上の知り合いを分けられる
- 使い続けても費用がかからない
- まずはDiscordのアカウントを作成しよう
- ①アプリをダウンロードする
- ②アカウントを作成する
- ③Eメールを認証する
- ④電話番号を登録する
- Discordを安全に使うための初期設定
- 2段階認証にしておく
- 2段階認証の設定方法【パソコン版】
- 2段階認証の設定方法【モバイルアプリ版】
- DMの警戒レベルを選択しておく
- Discordのサーバーとチャンネルの違い
- Discordのサーバーの使い方
- サーバーの作り方
- サーバーへの参加の仕方
- Discordのチャンネルの使い方
- チャンネルの作り方
- チャンネルの作り方【パソコン版】
- チャンネルの作り方【モバイルアプリ版】
- テキストチャンネルの使い方
- ボイスチャンネルの使い方
- マイクの設定方法
- ビデオ通話の使い方
- Discordを使うときの注意点
- サーバーのルールを理解しておく
- 詐欺DMに注意する
- まとめ l Discordは無料で使える便利なコミュニケーションツール
Discordを使ってゲームをより快適に楽しもう
コミュニケーションツールとして、挙げられるのはLINEやSlackもありますが、それらよりも通話品質が高く、安定していることから支持されています。
また、1対1や複数人でテキストメッセージや音声通話でやりとりができ、ゲーム中に連携をとって、優位に進めるには欠かせないツールです。
Discordの簡単な歴史と特徴
Discordはアメリカ生まれのプラットフォーム
ユーザーがテキストメッセージや音声メッセージ、動画などを他のユーザーに送信できるなど、よりゲームを楽しむ可能性を広げました。
Discordは現在も機能追加や改善がなされています。そして最も優れた点は、1円も払わず、無料で利用できることです。
ゲームをしながら使える機能が多い
オンライン・オフライン状況を確認できる
アイコンの右下に3種類のマークが常に表示されており、色とマークでそれぞれ意味が決まっています。
・緑ならオンライン
・灰色ならオフライン
・月マークは取り込み中で通知をオフにした状態
・黄色は退席中
このようにマークによって、メンバーの状態がひとめでわかるようになっています。
コミュニケーション機能が充実
特にFPSでは欠かせないボイスチャットですが、ゲームをしながらでも個人間、複数人で同時に通話ができます。
・ゲームをしながらでも個人間、複数人で同時に通話ができる
・会話の内容がDiscordの画面上に表示される
・誰が発言しているのか一目でわかる「オーバーレイ」機能
・テキストチャットで、動画や画像の共有ができる
ゲームに集中して会話を聞き逃してしまっても後から確認できます。連携プレイなどにも支障をきたすリスクを減らせるでしょう。また、誰が発言しているのか一目でわかる「オーバーレイ」機能が協力プレイで大きく役立ちます。
他のメンバーゲームプレイ状況を確認できる
複数のデバイスで利用ができる
パソコンでは、ブラウザ上とデスクトップアプリで使えます。デスクトップアプリの方が機能面において便利な点が多いので、アプリを使うのがおすすめです。
Discordの機能を十分に活用するには、Discordを使用しているブラウザを最前面に表示しておく必要があるためです。なぜならブラウザ上では使えない機能があるからです。
モバイル版では、パソコンと操作方法が異なる部分があります。スマホ、タブレットでDiscordを使う際には、その点を覚えておきましょう。たとえばモバイルアプリ版では、電話番号からDiscordを利用しているユーザーを検索する方法があります。
Discordを活用するメリット
プライベートとネット上の知り合いを分けられる
そこで、ネット上のコミュニケーション専用のツールとして、Discordが活躍します。Discordは「サーバー」と呼ばれる、ひとつのコミュニティグループを作ることで、つながる人を限定できます。Discordを使えば、ネット上の知り合いとプライベートの知り合いを分けて使えます。
たとえば、ゲーム友だち専用サーバー、リアルの友だち専用サーバーといった使い方も可能です。
Skypeのボイスチャットを使う手段もありますが、動作が不安定、通話音質が悪いなどの理由からDiscordを使う人が増えていて、ゲーマーでは主流になっています。
使い続けても費用がかからない
よく比較されるチャットツールとして代表的なSlackですが、無料版には機能制限があり、Discordでは無料で使える機能がSlackでは有料になっています。たとえば、無料ではサーバー管理者によるメンバーの投稿制限が#generalチャンネルのみに限定されています。有料で利用できる機能は、主に次のようなものがあります。
・管理者によるメンバーのチャンネル投稿制限
・画面の共有
・複数人との音声通話とビデオ通話
・メッセージ履歴の保存件数に上限がある
これらを使えるようにするには、最低でも月額850円のプロ版を使わなければなりません。
この点でもゲーマーに限らず、多くの人にとって、SlackよりもDiscordが人気の理由です。
まずはDiscordのアカウントを作成しよう
①アプリをダウンロードする
スマホ、タブレット版アプリは、App StoreまたはGoogle playストアからダウンロードできます。
②アカウントを作成する
アカウント作成後にニックネームの入力、アイコン画像の選択の画面が求められます。ニックネーム、アイコンは後から変更できるので、決まっていない場合は仮のニックネームを入力しておくとよいでしょう。
次に、知り合いからメールアドレス、電話番号で自分のアカウントの検索を許可するかどうか求められます。検索されたくない場合は、チェックを外しましょう。
③Eメールを認証する
④電話番号を登録する
しかし、Discordに登録した電話番号が他人に知られてしまうことはありません。なぜなら、Discordの機能に登録した電話番号を他人が知る機能がないからです。
万が一、他人に知られてしまう可能性があるのは、ハッカーなどによってDiscordが攻撃されたときです。
Discordを安全に使うための初期設定
なぜなら、自分だけではなく友だちにも被害が及ぶ危険性があるからです。Discordを安全に使うためにも、セキュリティ設定は必ず行いましょう。
2段階認証にしておく
パソコン版とモバイルアプリ版で手順が異なるので、それぞれ解説します。
2段階認証の設定方法【パソコン版】
2段階認証の設定方法【モバイルアプリ版】
・Twilio Authyアプリをダウンロードする
Discord内の画面右下にある自分のアイコンを開き、アカウント内にある「二要素認証を有効化」をタップしてください。アカウント作成時のパスワードを求められるので入力します。
次に「承認用アプリをダウンロード」の下にある文章から「Authy」をタップします。Twilio Authyのサイトが開くので、メニューにある「DOWNLOAD」を押してください。そうするとGoogle PlayストアとAPP Storeが表示されるので、必要な方をダウンロードしてください。
・Authyをセットアップをする
Twilio Authyアプリを開くと「+81」と「Cellphone number」があるので、「+81」をタップしてjapanを選択します。「Cellphone number」には電話番号を入力してOKをタップし、続いてメールアドレスを入力します。これでAuthyのセットアップは完了です。
・2段階認証設定を完了させる
Discordに戻り、自動通話による認証かSMSによる認証のどちらかを求められるので、SMSによる認証を選択してください。「registration Code」と表示されるのでタップします。
そうするとSMSに6桁の番号が通知されるので、コピーしておきましょう。Twilio Authyアプリに戻り、registration Codeのところに、6桁の番号を貼り付けてください。
Discordに戻り、「承認用アプリをダウンロード」画面から「次へ」をタップします。そうすると「2FAコード」が表示されるので「コピー」をタップします。
再度、Twilio Authyアプリに戻り「You dont have anyu accunts yet」画面左下にある「+」をタップしてください。画面下にある「Enter key manually」をタップします。
先ほどコピーしておいた2FAコードを張り付けて「Save」をタップしてください。そして任意のバックアップ用のパスワードを入力し、アカウントの名前を入力してアイコンを選びます。
ワンタイムパスワードが発行されるので、Discordに戻り、ワンタイムパスワードを入力してください。これで2段階認証の設定は完了です。
DMの警戒レベルを選択しておく
「安全第一」に設定すると、すべてのダイレクトメッセージが自動でスキャンされ、スパムメッセージをブロックできます。また、「フレンドなら大丈夫(フレンド以外のメッセージをスキャンする)」「スキャンしない」から選ぶこともできますが、セキュリティを強化するためにも「安全第一」に設定しましょう。
Discordのサーバーとチャンネルの違い
チャンネルには、テキストメッセージや画像を投稿、共有できる「テキストチャンネル」と音声やビデオ通話、画面共有ができる「ボイスチャンネル」があります。
サーバーに参加してチャンネルを使えば、メンバー同士で会話などが楽しめるようになります。
Discordのサーバーの使い方
サーバーの作り方
テンプレートを選択すると、「あなたのサーバーについてもう少し詳しく教えてください」と表示されます。友だちとゲームをする用途であれば、「自分と友達のため」を選択しましょう。次にサーバー名とアイコンを決め、「サーバーを作成する」ボタンを押せば、サーバーの完成です。
サーバーへの参加の仕方
Discordのチャンネルの使い方
チャンネルの作り方
チャンネルの作り方【パソコン版】
「テキストチャンネル」か「ボイスチャンネル」の選択画面に移るので、どちらかを選択してチャンネル名を入力します。最後に「チャンネルを作成」をクリックすれば、チャンネルの完成です。
チャンネルの作り方【モバイルアプリ版】
テキストチャンネルの使い方
モバイル版では、アイコンを長押して「メンション」をタップしてください。入力欄に「@ユーザー名」が表示されるので、そこからメッセージを送れます。
ボイスチャンネルの使い方
マイクの設定方法
音声検出は、マイクが拾った音をそのまま発信します。「自動検出」をオフにすると、一定のボリューム以下の音は拾いません。
プッシュトゥトークは、キーを押している間のみ音声がオンになる機能です。常に音声を聞かれるのに抵抗がある方におすすめです。
ビデオ通話の使い方
ビデオ通話が始まると同時に、パソコンのインカメラが起動するので顔出しに注意してください。初めてビデオ通話する場合、Discordのカメラのアクセス許可をする必要があります。
Discordを使うときの注意点
サーバーのルールを理解しておく
詐欺DMに注意する
まとめ l Discordは無料で使える便利なコミュニケーションツール
一方で、多くの人が使うものは悪意のある攻撃の標的にされやすい危険性もはらんでいます。Discordのアカウントを作ったら、すぐにセキュリティの設定をしましょう。セキュリティ強化は自分だけではなく、メンバーのためでもあります。
その点を忘れなければ、ゲーマーにとって一番使えるのはDiscordです。Discordを使って、より楽しくゲームをプレイしましょう。