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「テレワーク拡大による企業・フリーランスの働き方の変化」に関する調査を実施

ランサーズ株式会社が運営する「Lancers」では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け拡大する企業のテレワーク浸透により、企業・フリーランスともに急速に需要が高まっており、「Lancers」における2020年3月の企業による発注問い合わせ数は176%(2019年12月対比)となり、フリーランス登録者数は158%(2019年12月対比)と高い推移となっている。このような状況を受けて、テレワークの急速な拡大により、発注される仕事内容にどのような変化が見られるかについて、調査を実施し、発表した。

■企業の問い合わせ数が176%に。経営課題「固定費の変動費化」「人材確保」解決がニーズ

『東京都産業労働局』によると、企業に新型コロナウイルス感染症による事業への影響を尋ねたところ、「現在影響が出ている」「今後も含め影響が出る」と答えた企業は67%となり、前月の調査よりも約20%も増加したことがわかった。また、事業経営で影響が出る要因の1位は「製品や商品等の売上・受注(消費等)の減少」、2位は「顧客や来客の減少」ということがわかった。

この流れを受け、ランサーズでは企業(仕事の発注者)より販管費の見直し(固定費の変動費化)や有事に備えた人材確保をしたいといった経営課題についてなど、1ヶ月間の企業による発注問い合わせ数が176%(2019年12月対比)と高く推移しているという。
出典元:プレスリリース

■フリーランス登録が158%:在宅勤務の増加による受注希望の登録者の増加

『株式会社パーソル総合研究所』によると、正社員におけるテレワーク(在宅勤務)の実施率は13.2%(約360万人)、そのうち現在の会社で初めてテレワークを実施した人は半数近い47.8%(約170万人)とされている。この流れを受け、フリーランス(仕事の受注をしたいユーザー)も在宅勤務による時間の創出により、「Lancers」登録者数が増加しており、158%(2019年12月対比)と高く推移しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■動画カテゴリが131%:伸長している仕事のカテゴリについて

出典元:プレスリリース
このように企業・フリーランスともに「Lancers」利用に関して需要が高まっている。「Lancers」では277種類の仕事が取引されているが、この3ヶ月で特に伸長しているカテゴリは1位「写真・動画」、2位「事務・コンサル」、3位「Web制作・Webデザイン」だ。

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