『換気状況の定量・可視化』サービスが提供開始 新型コロナウィルスなど感染症予防に“3密”を防ぐ

IoT開発を加速するプラットフォーム『obniz』の提供元であるCambrianRobotics Inc.は、人が集まる閉鎖空間の換気状況を可視化し、定量的な換気を実現するソリューションを4月3日にリリースする。空間中のCO2濃度を継続的に測定し、人が集まった際の空間中の呼気を監視することで、換気に必要な時間を把握し、室内環境を一定状態に保つことができるようになる。

■開発背景

2020年3月9日に新型コロナウィルス感染症対策専門家会議から「新型コロナウィルス感染症対策の見解」が発表された。また2020年3月24日には文部科学省より「新型コロナウィルス感染症に対応した学校再開ガイドライン」が通知されている。
1)    換気の悪い密閉空間にしないための換気の徹底
2)    多くの人が手の届く距離に集まらない為の配慮
3)    近距離での会話や大声で発声をできるだけ控える
この中で、1)については、どの程度の人数でどの程度換気したら良いのか、明確な指標がなく判断に困る。適切な換気を行うことができれば1人でも感染者を減らせるのではないか、その空間にいる人やその家族の不安を少しでも減らすことができればという思いで、開発に至ったという。
出典元:プレスリリース

■価格

・測定箇所 100箇所未満の場合
月額:9,800円/月 (年一括支払も可)
初期費用:150,000円、50,000円/測定箇所(センサ費用を含む)
※別途Wi-Fi / インターネット環境 / 管理・閲覧用PCやスマートフォンが必要。
※現地設置費用などは含まない。
※初期画面やセンサとのキッティング費用は含まれる。

■機能

高性能CO2センサで取得したデータを、obnizBLEゲートウェイ経由で可視化する。
・スマートフォン・PCによる施設内換気状態の一括/個別数値化・グラフ表示
・過去の換気履歴の取得
・換気不良検知時のメール・チャットサービス通知機能
出典元:プレスリリース

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