「予測AIカオスマップ2020」が公開 66の予測AIサービスが掲載

アイスマイリーは、「予測AIカオスマップ2020」を2020年5月26日に提供開始した。掲載数は合計で66サービス。

■予測AIとは?

予測AIとは過去のデータに基づき、未来の数値や結果を予想する、主にマーケティングや分析といった領域で活用されるAI。例えば、需要予測などだ。小売店などにおいては、「来週は●●が何個売れるだろうか」を正確に予測することで、それに見合った仕入れ調整ができ、欠品や在庫ロスといった課題の解決策として用いられている。また、予測AIは、需要や売上といった領域だけでなく、機械の故障や劣化の兆候などの見極めにも使われ、そのほかにも、広告クリエイティブの効果測定予測や株価予測といった、より分析的な領域でも活用されている。
出典元:プレスリリース

■「予測AIカオスマップ」作成の背景

昨今、デジタル化の波が押し寄せ、データ活用の重要性に注目が集まっている。予測をするには、さまざまな要素が複雑に絡み合うため、従来は長年の経験や担当者の勘に頼るといった属人的な手法で行われることが大半だった。しかし、今後の人口減少社会においては、多くの産業で後継者不足や予測ノウハウの伝承が課題となっており、これまで経験者の肌感や勘に頼っていたやり方から脱却し、「いかにデータを活用し正確な予測を立てながら、ビジネスにしていくか」というスキルが、企業・個人、どちらにとっても必要になると考えられている。近年、属人的な手法に頼らず、より精度の高い予測を実現するため、AI・人工知能を活用した新たなソフトウエアやシステムが次々と誕生している。

今回のカオスマップは、「AIを用いた予測を試してみたい」という人から「予測の精度を上げたい」という人に向け、AIsmileyが独自の主観で、66の製品サービスを取りまとめ、予測の対象別にマッピングしたもの。

カオスマップのデータはこちらの問い合わせフォームから請求できる。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More