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羽田空港、「自動運転車椅子・遠隔案内ロボット・消毒ロボット」を導入へ 新たな生活様式への対応を目指す

日本空港ビルデング株式会社は、2016年より羽田空港でさまざまなロボットの実証実験および導入を推進してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大により世界的にもソーシャルディスタンスの確保などの新たな生活様式への対応が求められる中、効果が見込まれる自動運転車椅子(人搬送自動運転システム、WHILL社)、遠隔案内ロボット(インディアソシエイツ社)、消毒ロボット(CYBERDYNE社)の 3 種類のロボットを導入すると発表した。これら 3 種類のロボットは2016年よりHaneda Robotics Labを通じて実証実験を実施し、性能の確認および安全性等の検証を経て、羽田空港旅客ターミナルへの導入に至ったという。

■自動運転車椅子(人搬送自動運転システム)

自動運転システムを搭載したパーソナルモビリティ(一人乗りの乗り物)自体が自動で搭乗ゲートまで利用者を輸送することで、利用者とスタッフの双方のソーシャルディスタンスを確保するもの。空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は、本件が世界初となるという。
(1)製 造:WHILL株式会社
(2)名 称:WHILL自動運転システム
(3)仕 様:外形寸法 縦 985mm × 横 650mm 重量 約 70kg(バッテリー搭載時)
(4)機 能:WHILL 社が開発するパーソナルモビリティに自動運転・自動停止機能などを搭載。自動運転機能による乗客の搬送および無人での回収が可能。
(5)活用場所:第1ターミナル ゲートラウンジ(南) ※今後導入場所を拡大予定

■遠隔案内ロボット(アバター)

2016年より羽田空港において実証実験を繰り返してきたが、今回これまでの実証データを基にカメラやマイクの性能を向上し、外形デザインを一部変更した新型機種として完成したことから正式導入する。
(1)製 造:株式会社インディアソシエイツ
(2)名 称:MORK空港モデル(日本製)
(3)仕 様:外形寸法 縦 530mm × 横 660mm × 高さ 840mm 重量 35kg(バッテリー搭載時)
(4)機 能:高機能カメラやセンサーを活用したアバター技術で、遠隔で旅客案内業務を行う
(5)活用場所:第1ターミナル2階出発ロビー 案内所2番 ※今後導入場所を拡大予定

■自律走行型の消毒作業ロボット

2020年3月に国内空港で初めて導入しているが、今回、導入台数および稼働範囲の拡大をすることから、改めて正式導入となったという。
(1)製 造:CYBERDYNE株式会社
(2)名 称:CL02(消毒作業ロボット)(日本製)
(3)仕 様:外形寸法 縦 620 mm × 横 480 mm × 高さ 470 mm 重量 63 kg(バッテリー搭載時)
(4)機 能:世界最高水準の SLAM 技術による高速自律走行ロボットが、ターミナル内で消毒液散布
(5)活用場所:第1ターミナル ゲートラウンジ(南) ※今後導入場所を拡大予定

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