AI特許調査プラットフォームがリリース 世界中の特許1.2億件超を学習したAIが数秒で類似特許を発見
2020/6/22
amplified ai, inc.は、同社が開発するAI特許調査プラットフォーム「Amplified(アンプリファイド|以下Amplified)」の正式版をリリースすると発表した。
amplified aiでは、この特許制度の構造的な課題を解決すべく、3年前より人工知能の特許文書への応用を研究し、製品開発を続けてきた。同社が独自開発したこの世に存在する1億2000万件の特許文献を全て学習したAIを核にした新しいソリューション「Amplified」の正式版をリリースする。
■AI特許調査プラットフォーム「Amplified」について
2019年11月より有償提供してきたプライベート版には、世界28の国と地域、約600ユーザーがサインアップし、計2200件におよぶ実際の調査が行われた。150万件の過去の審査履歴に対するベンチマーク試験、および専門家らの手によって、これまで人間が膨大な時間を費やし抽出していたのと同じ結果が、AIにより短時間で得られることが実証されたという。従来4〜40時間かかっていた検索という作業が、AIの調査結果を確認するだけという1時間程度の作業に変わる。
・特許のような高密度で複雑な文書を理解するように設計され、複数の言語で1億2000万件を超える特許文献を学習した独自開発のAIモデル
・150万件の国際特許出願、数千件の異議申し立て案件、600名超のユーザーによる実際のケースでの厳密なベンチマーク試験と検証により実証された精度
・超高速の検索アーキテクチャと適応学習により、発明の入力、入力の拡張などに常にリアルタイムで調査結果を更新