転職希望者への「Webセミナー・Web面接に関するアンケート調査」が実施 約8割はオンラインでの選考を希望

株式会社学情は、新型コロナウイルスの影響で、選考の一部が「オンライン」に代替されていることを受け、「Webセミナー・Web面接」に関するアンケートを実施。20代の転職希望者797名から回答を得た。

■転職希望者の約8割は「オンライン選考」の活用を希望

出典元:プレスリリース
転職希望者の約8割(79.2%)は、「オンライン選考があれば活用したい」としている。活用したい理由としては、「在職中でも調整しやすい」「場所を選ばずに参加できる」「新型コロナウイルスの感染を防ぐことができる」という声が寄せられた。

「オンライン選考の活用」を希望する人の声
・現職が忙しいので、なかなか転職活動の時間を確保できないが、オンラインだと日程調整をしやすい。
・地方から都市部への転職を希望しているので、オンライン選考も積極的に活用したい。
・東京から地方への転職を希望している。オンライン選考だと遠方の企業でも選考に参加しやすい。
・オンライン選考を導入する企業が増えているので、対応できるようになっておきたい。
・新型コロナウイルスの感染防止のため。

「オンライン選考の活用」を希望しない人の声
・企業の雰囲気を知りたい。社員と実際に話してみたい。
・納得できる転職をしたいので、直接訪問して情報収集したい。

■Webで参加するメリットは「交通費の節約」が最多で70.5%、次いで「移動時間の節約」が68.8%

出典元:プレスリリース
Webで参加できるメリットは「交通費の節約」が最多で70.5%、次いでほぼ同数で「移動時間を節約できる」が68.8%となった。在職中の場合は、就業後や休日を利用しての転職活動となるので、面接日程などの調整が難しいケースもある。在職中でも、普段の仕事をおろそかにせずに転職活動ができる方法として、オンライン選考は歓迎されていると考えられる。

■オンライン選考では「会社の雰囲気の理解」や「熱意のアピール」など「相互理解」に不安

出典元:プレスリリース
Webセミナー・Web面接で不安なことは、「画面越しだと、企業や社員の雰囲気が分かりにくい」が最多で67.0%、次いで「画面越しだと、言いたいことや熱意を伝えにくい」47.7%となりました。「会社や社員の雰囲気を知る」「熱意をアピールする」といった選考における相互理解が、画面越しだと難しくなることが懸念されている。

■最終選考は約6割が「直接訪問」を希望

出典元:プレスリリース
「直接訪問とオンラインのどちらを希望するか」の質問では、「最終選考」は「直接訪問」が最多で39.9%、次いで「どちらかと言えば直接訪問」23.2%となっており、約6割が「直接訪問」を希望している。(1)で前述の通り、転職希望者の約8割は「オンライン選考があれば活用したい」としているが、「直接訪問」と「オンライン」の両方の選択肢があれば、「直接訪問」を希望する求職者が多いことが分かる。また、「一次選考」は「直接訪問」「どちらかと言えば直接訪問」と回答した人は37.4%で、「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」と回答した人は30.9%となっている。選考のステップが上がるにつれて、企業に直接訪問し、コミュニケーションを図りたいという意向が伺える結果となった。
出典元:プレスリリース
調査概要
・調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
・調査方法::「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
・調査期間:2020年7月1日~2020年7月6日
・有効回答数:797名

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