「新型コロナウイルスの訪日旅行&EC利用への影響調査」が実施 EC・越境ECサイトの利用が増加傾向に

株式会社Fun Japan Communicationsは、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国・地域に対して、第二回目となる新型コロナウィルスによる訪日旅行への影響について調査を行い、結果を発表した。第二回となる今回の調査では、第一回の調査でも行った、訪日旅行の希望時期、訪日に際して求めている情報等に加え、EC(越境EC含む)の利用状況や財布事情などについても、日本好き外国人に対して調査を行ったという。

■「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、収入に影響はありましたか?もしくは影響が出る見込みですか?」

出典元:プレスリリース
今回の全ての調査対象国において、40%の回答者が収入が「減った」、もしくは「少し減った」と回答。特にインドネシアでは70%以上の回答者が「減った」、もしくは「少し減った」と回答しており、新型コロナウイルスの影響がいかに大きいかを物語っている。

■「新型コロナウイルスによるECサイト・越境ECサイトの利用頻度の変化」

出典元:プレスリリース
インドを除く全ての調査対象国において、感染拡大後「2週間に1回以上」ECを利用する人が増加している。一方で「ほとんど利用しない」、「1か月に1回」といった割合が減少している。この調査結果から、少しずつだが、ECサイトの利用は増加傾向にあり、新型コロナウイルスが生活様式を変化させていることが見える。
出典元:プレスリリース
上の問いにおいて、回答者の約40%が収入への悪影響があると回答したにもかかわらず、台湾、香港、タイ、マレーシアでは、約50%以上の人が新型コロナウイルスの感染拡大後、越境ECサイトの利用が「増えた」または、「普段と変わらない」と回答した。特にベトナムでは約50%の回答者が利用頻度は「増えた」と回答しており、国内におけるECの利用だけでなく、越境ECも日常になりつつあるといえるという。

■「訪日するならいつ・どの季節?」

出典元:プレスリリース
①:香港は訪日意向が高く、安全と判断できれば約30%の回答者が3カ月以内に訪日したいと回答している。
②:香港以外の国では「期間ではなく季節に合わせて訪日したい」が最多の回答となった。この設問に関しては、全体的に前回の調査と大きな違いは見られなかった。
出典元:プレスリリース
さらに、「期間ではなく季節に合わせて訪日したい」と回答したユーザーを対象に、どの季節を希望するか尋ねたところ、台湾と香港では「秋」の数値が一番高く、それ以外の国は「春」の数値が高い結果になった。また、前回調査と比較し台湾・香港では秋に行きたいという割合が高まっている。

調査概要
調査対象:台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インド
調査方法:10代から60代の男女へのオンラインアンケート調査
調査時期:2020年5月28日~2020年6月30日​
サンプル数: 1,258

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