東芝、6年先までの生活習慣病リスクを予測するAIサービスを提供開始 人間ドック受診後の生活改善指導などに活用
2020/7/14
株式会社東芝と東芝デジタルソリューションズ株式会社は、健康診断結果から生活習慣病発症のリスクを6年先まで予測する疾病リスク予測AIサービスの提供を開始したと発表した。
Contents
■背景
■疾病リスク予測AIサービスについて
今回提供する疾病リスク予測AIサービスでは、1年分の健康診断データから、糖尿病・高血圧症・肥満症・脂質異常症・肝機能障害・腎機能障害の6つの生活習慣病リスクについて、6年先までの予測結果を提供する。SOMPOひまわり生命保険株式会社では、本サービスを活用して、契約者が、自身の予測結果をスマートフォンのアプリから参照し、日々の健康改善活動をサポートするサービスを開始している。
また、これらの他にも、企業、健保、自治体など団体の予測結果を分析し、健康経営や地域住民の健康増進の推進に活用する検討も進めている。これにより利用者は、将来にわたり高い精度でのリスクの可視化が可能となり、利用者自身の健康意識の改革、生活習慣の改善につなげることで、健康増進に役立てることができるとのことだ。