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香川県の離島で遠隔診療・無人ドローン配送の実証実験が開始 離島の医療・物流サービス改善を目指す

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、国立大学法人香川大学、株式会社かもめやは香川県三豊市詫間町須田港と粟島間において、自動で飛行する小型無人航空機(以下「無人ドローン」)を用いて遠隔診療実施後の処方薬を配送する実証実験を実施すると発表した。

■背景

日本には400を超える有人離島があり、そのほとんどの島は人口減少および高齢化の進展により物流、医療のあり方等に関する多くの課題を抱えているという。新型コロナウイルス感染症対策に関する国の緊急事態宣言後は、これら離島への渡航自粛を行い、そのため十分な医療サービスが受けられない深刻な状況にあった。さらに、大規模災害時には、汽船が運航休止になる等、物流もストップするため、島民の生活に不可欠な医療品および食糧等の物流サービスの確保が求められる。「粟島」で行う本実証実験を通じ、遠隔診療・医薬品等の無人ドローン配送のモデル構築を行うこと、また、サービスと連携した保険商品の提供・開発を行うことで、安心して島に住み続けるための支援態勢の構築を目指すとのことだ。

■実証実験の概要

(1)実施日:令和2年7月28日(火)~7月30日(木)を予定
(2)飛行区間:香川県三豊市詫間町須田港~粟島間
(3)運搬物:医薬品、災害時支援物資(飲食品)等を予定
(4)実施主体:あいおいニッセイ同和損保、香川大学瀬戸内圏研究センター、かもめや
(5)粟島について:面積3.72k㎡、周囲16㎞、人口217人の島で、須田港から高速艇で15分に位置している。島内には国民健康保険診療所が設置されており、週に2回(月・金)午前及び4週に1回(月・木)午後にそれぞれ診療が行われている。

■実証実験の目的

(1)香川大学瀬戸内圏研究センターは、既に特例措置として解禁されている「遠隔服薬指導」に合わせ、医療品の配送モデルを本格的に構築し遠隔診療を充実化させ、さらに災害時支援物資の配送モデルの構築も想定して、安心安全な暮らしに結び付く離島における医療体制や災害時の支援体制等の基盤の確立を目指す。
(2)かもめやは、新開発した無人移動体運用包括支援システム(OceanMesh)のうち、「無人移動体伝送システム」と、「リアルタイム精密気象ライブシステム」を、完全オフグリッド運用可能な「移動式臨時管制センター(MobileOMC)」により現地運用することで、高品質なドローン遠隔管制システムを実証実験エリアに短時間で展開することが可能となる。今回の実験ではシステムの有効性や活用方法についての検証を行い、日常利用はもとより、災害時の活用も視野に入れた、安全・安心なドローン前提社会の実現を目指す。
(3)あいおいニッセイ同和損保は、実証実験に係るリスクへの対応、ドローン管制システム等に対応する保険商品・サービスの開発を通じ、地域課題解決への貢献を目指す。

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