「B2Bサービスサイト・ECにおけるユーザー行動調査」が公開 ユーザーの行動分析に基づく売上増への提言も発表

株式会社WACULは、社内研究所である「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」を通じて、同社の保有するデータをもとに、B2BのサービスサイトやECにおけるユーザーの行動分析を行い、売上高向上につながる提言をまとめたと発表した。

■本調査の提言

Webサイトにおいて、ユーザーは実に自由に行動する。ユーザーが興味のない情報にふれ、そこから離れるのは一瞬だ。そういった事実を理解せずに、「こう行動してくれるのではないか」といったみずからの期待をベースにWebサイトを作ってしまうと、CVへとつながる貴重なチャンスを逃してしまう可能性が非常に高いという。

調査の結果、B2Bサービスの場合、Webサイトは営業担当を呼ぶ仲介役ともいえる。サービスに何らかの興味関心をもって訪問したユーザーに、気持ちよく問い合わせなどのコンバージョンポイントへ直行してもらうために、ファーストビューにコンバージョン・ボタンやフォーム自体を露出させるといった工夫が重要であることがわかったとのことだ。また、ECの場合には、ユーザーが興味をもってくれそうな商品はどんどん提案し、サイト内を回遊させることが購買獲得につながることがわかったという。ユーザーの目につく場所に回遊の動線がきちんとあるかどうか、今一度自社サイトを見直すことが必要になるとのことだ。

調査レポートの詳細はこちらに公開されている。

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