動画やチャットボットを活用したICT学習サービスが開発
2020/8/19
凸版印刷株式会社は、多様な学習体験を統合した小中学校向けの新たなICT学習サービス「navima(ナビマ)」を、2021年4月より提供を開始すると発表した。教科は、算数/数学・国語(読解・漢字)・理科・社会に加え、英語の追加も予定し、主要5教科に対応する。
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■開発の背景
■「navima」の特長
従来のレコメンド機能(間違え方に応じて最適な問題を推奨する機能)に加え、わからない問題を解説する動画やチャットボットなどの「お助け機能」を追加する。これにより子どもは、出題される問題を解き続けていくという受動的な体験だけでなく、自分で選び、自分のペースで学習する体験が出来るようになる。「お助け機能」は授業の個別最適化を実践したい先生にとって、また学びに苦手意識を持っている子どもにとって有効であることが実証事業の中で明らかになっているという。
・教科の特性に合わせた新たな機能の追加
「理科・社会」では、子どもたちがデジタルのカードに自由記述しクラス全体で共有できる機能と、その内容を先生が簡易に採点し観点別に集計できる機能を、教科書に準拠した「探求学習」のコンテンツや指導案とともに提供。また、「国語」に関しては読解力の醸成を目的とした新しいドリルサービスや、漢字学習と同時に語彙も習得できるドリルサービスを提供する。
・リアルタイムで子どもの進捗状況を把握できる「管理機能」の充実化
「やるKey」で高く評価されている「ヒートマップ機能」(クラスの習熟度が一覧で把握できる機能)に加え、新たに授業中の子どもがどこで躓いているのかリアルタイムで把握できる機能を搭載。先生によるクラス全体の学習状況の確認が一段と容易になった。