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福島県飯舘村で「グリーンスローモビリティ」導入の実証実験を実施へ

福島交通、飯舘村、みちのりHD、ジョルダンは地域コンソーシアムを形成し、実証実験を行うと発表した。なお、本実証実験は「IoT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証事業」として環境省に採択されたもの。

■グリーンスローモビリティとは

地球温暖化対策の一部として低炭素な交通機関への転換が不可欠だ。その転換先の一つとして、「グリーンスローモビリティ」が注目を浴びつつあり、環境省では、低炭素化と、ラストワンマイルの確保、観光振興、中心市街地の活性化など地域が抱える様々な交通課題の解決を同時に進められる「グリーンスローモビリティ」の導入を推進している。このような背景のもと、2019年度に「IoT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証事業」として、本実証実験が環境省から採択されたとのことだ。

※グリーンスローモビリティ:電動で、時速20km未満で公道を走ることが可能な4人乗り以上のパブリックモビリティ。

■本実証実験のねらい

福島交通では、運行する路線バスを補完する地域内のラストワンマイルの足を提供することでシームレスなネットワークを構築し、だれもが公共交通を使って生活できる地域作りを目指している。そのために従来は、各所に営業所や運行管理施設を持つ必要があり、人的にもコスト的にも負担が大きい状況だったという。本実証実験ではIoTを活用することで、遠隔から運行監視を支援し、自社が営業所を持たない場所でも適切な運行管理を行うことが可能となり、その結果、従来よりも広いエリアで運行することができる。また、グリーンスローモビリティの運行により環境負荷を下げ、「日本で最も美しい村」に選ばれている飯舘村の環境を守ることにも貢献するとのことだ。

■本実証実験に提供される技術

本実証実験で活用されるIoT技術はジョルダン及び、パイオニア株式会社、パイオニアスマートセンシングイノベーションズ株式会社及び富士通株式会社が提供している。今後、今回の知見を活かしながら継続的な運用可能性を検証し、さまざまな地域への提供を目指すことで、中山間地における新たな交通ネットワークの構築を目指すという。

■本実証実験の概要

【実証前半(ルート①)】
実施期間:2020年8月26日~9月20日
実施場所:福島県飯舘村 伊丹沢地区 (走行距離約3km)
実施時間:10:00~17:40(毎日運行)
運行形式:ダイヤ運行
走行車両:本事業の取りまとめ団体である復建調査設計株式会社が貸与するグリーンスローモビリティ AR-07
運転区間:いいたてホーム-飯舘村役場-いいたて村の道の駅までい館

【実証後半(ルート②)】
実施期間:2020年10月1日~11月15日(予定)
実施場所:福島県飯舘村 飯樋地区(走行距離約3km)
実施時間:10:00~15:20(火曜日及び木曜日に運行)
運行形式:ダイヤ運行
走行車両:本事業の取りまとめ団体である復建調査設計株式会社が貸与するグリーンスローモビリティ AR-07
運行区間:いいたてクリニック-大久保・外内行政区集会所-飯樋町集会所(予定)

【実証後半(ルート③)】
実施期間:2020年10月1日~11月15日(予定)
実施場所:福島県飯舘村 深谷地区及び伊丹沢地区 (走行距離約7km)
実施時間:10:50~16:20(金曜日、土曜日及び日曜日に運行)
運行形式:ダイヤ運行
走行車両:本事業の取りまとめ団体である復建調査設計株式会社が貸与するグリーンスローモビリティ AR-07
運行区間:飯舘村役場-いいたて村の道の駅までい館-宿泊体験館きこり(予定)
出典元:プレスリリース

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