三菱電機、IoTプラットフォームを活用したビル運用支援サービスを発売
2020/9/9
三菱電機株式会社は、クラウド上に蓄積したビル設備データの利活用を可能にする独自のスマートシティ・ビルIoTプラットフォーム「Ville-feuilleTM(ヴィルフィーユ)」を開発し、これを活用した新たなビル運用支援サービスを2020年10月1日から順次発売すると発表した。
<Ville-feuille概念図>
■ビル運用支援サービスの特長
<ロボット移動支援サービス>
警備、清掃、物品搬送などの自走式サービスロボットの位置情報をもとに、エレベーターや入退室管理システムなどのビル内設備を制御し、ロボットの円滑なビル内移動を支援
複数用途・複数台数のロボットの同時運用も可能にし、ビル管理業務の省力化に貢献
2.遠隔でのビルのエネルギー分析を省力化、ZEBのエネルギー削減目標達成に貢献
<エネルギーマネジメントサービス>
クラウド上に電力使用量などのデータを蓄積することで、タブレットやモバイルパソコンなどを用いて遠隔でもデータを確認でき、ビルのエネルギー管理を省力化
グラフ表示機能を活用して、計画値と実績値の差異や改善点を管理者が抽出するなど、目的に応じたBEMSデータの分析を可能とし、ZEBのエネルギー削減目標達成に貢献